【あと1ヶ月の準備期間】
新学期が再開(4月8日)されるまでちょうど1ヶ月あります。
大学院の入試が終わり、2009年度の講義・演習の枠が決まりました。
大学院の「演習」は、2009年度と2010年度の最後の2年間はないことが確定しました。
ということは、
本務である修士課程の「高齢者福祉学」の講義(前期・2単位のみ)と、
学部の手伝いをしている「社会福祉概論」(前期&後期。介護福祉コース1年 . . . 本文を読む
問題85(老人福祉論)
いわゆる「後期高齢者医療制度」に関する問題です。「社会保障論」の問題でもあります。
なかなか難しいです。
法律の条文に則しながらわかるものからみていきます。
高齢者の医療の確保に関する法律
選択肢3 保険料は、後期高齢者医療広域連合ごとに設定される。法104条第2項
選択肢2 特定健康診査は、40歳以上を対象としています。法20条
選択肢1 前期高齢者の定義を正 . . . 本文を読む
(老人福祉論)
問題 85 「高齢者の医療の確保に関する法律」に関する次の記述のうち、正しいものを一つ選びなさい。
1 この法律でいう前期高齢者とは、65歳以上75歳未満の者及び55歳から65歳未満の者のうち寝たきり者等で市町村が認定した者をいう。
2 前期高齢者は、医療保険者が被保険者に対して実施する特定健康診査の対象外とされている。
3 後期高齢者の保険料は、市町村ごとに設定される。
. . . 本文を読む
問題75(医学一般)
ホットな話題を問うています。私には難しかった。
わかるところから。
選択肢2 都道府県→保険者
選択肢4 うつ病→糖尿病
*医療法施行規則 第30条の28
選択肢3 医療法第30条の4第2項第4号により、都道府県の義務となった。
選択肢1は、これに関する明確な文献が見つかりません。
選択肢5は、医療費の適正化のツールでもあるように思えます・・・
民間発表の正解 . . . 本文を読む
問題75 (医学一般)
いわゆる「医療制度改革」による改正後の医療制度に関する次の記述のうち、正しいものを一つ選びなさい。
1 健康づくりに生活習慣病の概念が導入された。
2 特定健康診査及び特定保健指導の実施が都道府県に義務づけられた。
3 4疾患5事業について医療計画を策定することが都道府県に義務づけられた。
4 医療計画における4疾患とは、がん、脳卒中、急性心筋梗塞及びうつ病である . . . 本文を読む
昨日、3月7日、鹿児島大学で合格者の発表があって、キャンパスには、サークルの勧誘カンバンが。
『法律のひろば』2009年2月号の紹介をしました。(3月5日、第2435号)
特集:法テラスの現状と寄せられる期待
で、
和田英子氏の「高齢者・障がい者の相談現場での民事法律扶助への期待
/相談者を援助し法律扶助を利用し救済を行っている立場から」pp.30-32
を読みました。和田さんの活動母体である . . . 本文を読む
昨日はうっすら陽も差して春らしい空気でした。写真は、昨日午後、鹿児島大学法文学部の交差点付近で。午前中に入試の合格者発表があった、というので人出があった。
今朝は、一転してうすら寒い。
「高専賃」って、聞いたことがありますか?
「高齢者専用賃貸住宅」の略。
「ケア付き適合高齢者専用賃貸住宅」(適合高専賃)というのもある。
有料老人ホームとも高齢者施設(特別養護老人ホーム、老人保健施設)ともちがう . . . 本文を読む
写真は、昨日、3月7日。鹿児島大学郡元キャンパス前の並木。
楠の葉が茂ってきて南国らしいです。
ドイツ連邦健康省のサイトをみました。
この健康省は、医療保険と介護保険を担当しているので、よく見ますが、日本の厚生労働省に比べると記事のアップの頻度は少ないです。
ドイツ国民向けの解説記事は多いです。
冒頭の記事は、3月3日付で発表した医療保険の2008年の収支結果です。
Finazentwick . . . 本文を読む
日本在宅ケア学会の学会誌の最新号が届きました。(Vol.12,No.2, February,2009)
特集テーマ:高齢者の在宅医療の現状と課題
川島孝一郎「在宅療養支援診療所の必要性」pp.13-17 を読みました。
*写真は、冒頭部分。
「治す医療」は世界一だが、「支える医療」は不十分。
仙台往診クリニックの実践を踏まえた小論文です。
2006年の診療報酬改定でできたという「在宅療養支援診 . . . 本文を読む