闘え!文庫魂

空手を愛する熱い仲間たち
金沢文庫木元道場生におくるメッセージ

おかえりスバル

2008年01月15日 | 道場日記

 一昨年の3月にお父さんの転勤でシンガポールに2年間住んでいたスバルが帰ってきました。最後に「また戻ってきます」とお母さんは言ってくれていました。優しくてどちらかというとおとなしかった1年生のスバルは3年生になり、身長も伸びてすっかり逞しくなっていました。向こうではサッカーをやっていて、最後には帰ってくるのが残念なほどあちらの生活に順応していたそうです。12月の22日に日本に帰って、年明けてすぐに道場をのぞきに来てくれていたそうです。「すっかり忘れてしまっています」と最初は不安そうにしていましたが、身についたものはちゃんと覚えていました。あとは少しずつまた思い出していって、新たな気持ちでまた頑張っていって欲しいです。船便で来る家財道具もまだ届いていない状況だというのに一番下の弟ナオも入門してくれることになりました。本当に嬉しい出来事です。せんせーが「こういうのが本当にやむをえずというんだろうなぁ~」とひと言。限られた荷物の中に空手着とサポータと道場の書類をきちんと先に持って帰ってくれたんですから・・・。
 今北海道からカズマも冬休み中で帰ってきて稽古してくれています。身体は勿論、言葉使いや稽古態度などもその成長振りに周りが感心するほどです。空手と離れ、空手を大切に思い続け、戻って来て、ひさしぶりをきちんと受け止めて頑張ってくれている子供達もいます。別れのときの挨拶で「僕達も道場で頑張るから!」と言って見送っていたリュウジが、「怪我で稽古に参加できないので稽古を見学させて下さい。」ときちんと言って、朝早かった日曜の稽古に来ていました。共に成長しています。
 帰ってきて、ここにいて、よかった☆と思える道場であれるようよう頑張らなくっちゃ!!