大空を見上げて

日頃感じていること

富士山が悲しんでいる

2008-06-13 | Weblog
 秋葉原の事件、とても悲しく驚いた。妻とこの事件についてよく話す。
TVで毎日のように報道され、その悲惨な現場が写し出されている。
犯人の事について評論家や大学の心理学者の方々がいろいろな意見を言っている。家庭環境で母親が厳しすぎた、性格、孤独、自己中心的、自己過大評価等確かにそういう事が原因にあると思う。
しかし、私はこの犯人が家庭にいろいろ問題があっても高校、短大と無事卒業したとの事なので、後は本人が家を離れ社会の厳しさを働きながら学んでいき、その為にいろいろ壁にぶつかったり、悩んだり、仕事を何箇所か変わるのは仕方なく普通のことだと思う。
若者のほとんどはこの様な経験をしながら頑張っており、家庭では社会の事は教育出来ないし親にはどうしょうもない事なのだ。
会社をリストラになりそうだといってもまだ若く25歳なので、健康に感謝して負けてたまるか!という気持ちで社会に正面からぶつかり将来を切り開いてほしかったと思う。
世界に目を向けると中国やミャンマーの地震や災害で家もなく、職もなく、食べる物のない人達が何百万人もいる。
将来どころかその日生きていくのが精一杯である。
私は、犯人は静岡で毎日富士山を見ていたと思う。富士山の様にもっと大きな気持ちを持ち、そして若さと健康に日々感謝して頑張ってほしかったと残念でならない。   
コメント
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