大空を見上げて

日頃感じていること

大岡越前とソロモン王

2008-06-23 | Weblog
  fight-mがしばらく忙しいので、代わりに何か書いて、と言うので今日は私(妻)が書きます。

私は三方一両損の名裁きで有名な「大岡越前」が大好きです。(演じた加藤剛も大好き!)
10年前に94歳で召された主人の父から聞いた話です。
当時、休みの日は食事を作って行き一緒に食べていました。

「お父さんとお母さんとどっちが好きか?なんて聞く大人がいるが、そんな事を子どもに聞いちゃいかん。父上と母上とどちらが好きかと幼い頃の越前も尋ねられた。
小さい頃から知恵があった越前は目の前にあった饅頭を二つに割って、こちらを食べ、次にもう一方を食べて、どちらも同じように美味しゅうございます。父上も母上もどちらも同じように大事です、と答えて聞いた大人を赤面させた・・」


聖書にソロモン王という偉大な知恵者の記事がありますが、必ず重ねて思い出します。
ソロモンの前にも後にもこれほどの知恵者はいないと言われています。

「二人の女がそれぞれの赤ちゃんと寝ていたが、一人の赤ちゃんが死んでしまった。二人は生きているのが自分の子どもだと主張した。
ソロモンは剣を持ってこさせ、二つに割って半分ずつ与えよう・・・と。
一人は同意し、一人は泣きながら相手に渡すので殺さないで!と叫んだ。
当然赤ちゃんは後の実の母親に返された。」

 こんなお話は大好きです。失礼します。
        
コメント
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