紀州・有田で田舎暮らし

思いつくままに野菜や果実や漬物を作ったり、時には青春する心を求めてさ迷ったり、気ままに田舎暮らしを楽しんでいます。

高齢者の集い 秋祭りの定番 郷土料理 「なれ寿司」を弁当に

2015年10月07日 | 家庭園芸&直売所

高齢者の方は出歩かないので、ご近所の方との会話もない。そこで、昔なじみのご近所さん達が集まってワイワイする機会があればと、年2回、青春クラブ主催で地区住民を対象に「高齢者の集い」を開催している。ただし、「地区公民館への送迎は家族の責任で」「参加費は食事代として1000円」ということにし、家族の送迎の都合もあるので11時~14時にした。集まった高齢者や送迎の家族の方から、何度もねぎらいと感謝の言葉をもらうと「今度もやろう」と思ってしまう。

今日10/7は、10/9の秋祭りに備えて神社や各地区で「幟」をたてる。昔から秋祭りになると各家庭では「なれ寿司」を作ってきたが、最近では作る家庭も減ってきた。そこで、作った昔を懐かしんでもらおうと、いつものスーパーにお弁当を注文するとき、「なれ寿司」を入れてもらうよう頼んだ。さらに、お年寄りなので「固くないもの」「油ものは少なく」などもお願いした。

楽しんでもらおうと、ジャンケン大会の景品として「ぶどう・梨・りんご・バナナ・お米・牛肉など」を全員に渡せられるよう用意した。ジャンケン大会で勝った人から好きな景品を選んでもらうようにした。「どれも欲しいものばかり」との声を聞くと、嬉しくなってくる。

<写真>注文する弁当は、いつも少量多品種の盛り付けができる容器を指定。9つに仕切られた左手前が「なれ寿司」。1本の「なれ寿司」を4等分してもらい、2切れを入れてもらった。ご飯が足らない人のためにと、ちらし寿司も1マスに入れてもらった。好評だった。