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米大統領選 トランプ氏が選挙後初のテレビ出演 「徹底抗戦」打ち出すも「最高裁にはたどり着けないかも」と悲観的見通しも>ひびにうとし

2021年04月21日 23時45分38秒 | 国際情勢のことなど

ワシントン=黒瀬悦成】トランプ米大統領は29日、FOXニュースの番組に電話出演し、民主党のバイデン前副大統領が勝利を確実にした大統領選で「大規模な不正があった」と改めて主張し、徹底抗戦の構えを打ち出した。 

【写真】ホワイトハウスの敷地を孫たちと歩くトランプ大統領  

トランプ氏は一方で、選挙結果の逆転を目指す一連の法廷闘争が相次いで棄却されていることに関し「弁護団は最高裁判所での審理を望んでいるが、たどり着くのは難しそうだ」と悲観的な見通しも示した。 

 最高裁は、必ずしも上告を受理する必要はない。 

 トランプ氏が選挙後、テレビ番組に出演するのは初めて。トランプ氏は「私の決意は今後6カ月間は変わることはない」と述べ、選挙に「大がかりな不正」があったとする自説は曲げない立場を強調した。

  トランプ氏の弁護団は中西部ミシガンとウィスコンシン、東部ペンシルベニアと南部ジョージア、西部アリゾナの各州で訴訟を提起したが、ほとんどが「証拠がない」などとして棄却されている。

  トランプ氏はまた、司法省や連邦捜査局(FBI)による一連の「不正」疑惑への対応に関し「(連中は)行方不明だ。何をしているのか分からない」と語り、捜査に動こうとしないとして不満を訴えた。 


 一方、米メディアによると、トランプ陣営の要請で中西部ウィスコンシン州の2つの郡で行われた再集計が29日終了し、バイデン氏がトランプ氏に約2万票差をつけて勝利した集計結果が確定した。再集計の際に判明した一部の票の集計ミスを修正したところ、バイデン氏の票が87票上積みされたとしている。



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トランプ氏、「劇的帰還」演出も苦境続く 米大統領選へ退院強行>おごれるものはひさしからずや

2021年04月21日 23時30分09秒 | 国際情勢のことなど
【ワシントン時事】新型コロナウイルスに感染したトランプ米大統領は5日、退院を「強行」し、劇的な帰還とコロナへの勝利を演出した。  


だが、病状は危険な段階を完全に脱したとは言えず、足元のホワイトハウスでも大量の感染者を出すなど、勝利とは程遠い状況だ。大統領選まであと4週間となる中、困難な状況が続いている。

  ◇「未知の領域」  「われわれはやや未知の領域に入っている」。トランプ氏の専属医コンリー医師は5日の記者会見で、トランプ氏が診断初期の段階から未承認薬や重症患者向けの治療を受けていることについて、率直に語った。  


目立ったのは、退院の判断の妥当性を疑わせる言葉だ。容体の急変があり得る期間とされる「診断から7~10日」が経過していないのではと問われ、「その通りだ」と返答。

「もし次の月曜日(12日)まで今の状態を維持していれば安心できる」と強調したものの、肺の炎症の有無への言及を避けるなど、症状に関しては具体性を欠く説明に終始した。 


 米メディアによると、トランプ氏は大統領選を控え早期退院を熱望していたという。メドウズ大統領首席補佐官は、早い段階から共和党議員に「6日以降も病院にいたら、いよいよ病状が深刻ということだ」と語っていたといい、5日の退院がトランプ氏にとっては既定路線だった節がある。  

トランプ氏はツイッターで「私は20年前よりも元気だ」と強がった。 

 ◇逃げ切り狙う  

トランプ氏と民主党のバイデン前副大統領の選挙戦は、最終盤を迎える。9月29日の討論会は泥仕合に終わったものの、バイデン氏は、トランプ陣営が強調する「認知能力不足」をさらけ出す場面もなく、リードを広げたという見方が強い。CNBCテレビが5日発表した世論調査でも、バイデン氏が支持率で10ポイント差をつけた。  

バイデン氏としては、優位を維持し、逃げ切れるかが問われる。トランプ氏のコロナ感染で開催が危ぶまれる15日の第2回討論会への参加について、バイデン氏は「科学者の言うことに耳を傾ける」と米メディアに述べるにとどめた。トランプ陣営が反転攻勢を狙う中、民主党内では「強行する必要はない」という意見がある。 

 一方でバイデン氏は、トランプ氏の感染に対する認識の甘さを突いていく構えだ。

トランプ氏批判のテレビ広告の放送を控えていたバイデン氏だが、5日の集会では「マスクなど不要と言って感染した人は、自分の身に起こることに責任を負うべきだ」と訴えた。 


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強行退院したトランプが直面する「ウィズ・コロナ選挙戦」の難題>さりゆくものは

2021年04月21日 22時30分51秒 | 国際情勢のことなど


感染判明から5日目でホワイトハウスに戻ったトランプ、退院を強行したと形容したほうが自然

10月2日(金)にヘリコプターで搬送され、メリーランド州の軍人病院に緊急入院したトランプ大統領は、週明け5日(月)の夕刻、退院して同じようにヘリでホワイトハウスに戻りました。この間、主治医は何度も会見に応じましたが、大統領の正確な容体ははっきりしません。

 【写真特集】ポルノ女優から受付嬢まで、トランプの性スキャンダルを告発した美女たち ただ主治医の発表や、補佐官のコメントなどを総合しますと、「発熱はあったが解熱剤を使わずに下がった」「血中酸素濃度の低下が2回起きた」「酸素吸入の措置は全く取られなかったわけではない」ということのようです。また、薬剤の投与としては「リジェネロン社製のカクテル抗体」「レムデシベル」「ステロイド剤のデキタメタゾン」の3種が使用されたとのことです。

 通常ですと、こうした薬剤が効力を発揮して肺炎症状が抑制もしくは快方に向かったとしても、最初の陽性結果が10月1日の木曜日で、入院がその2日目、そして今回の退院が5日目というのは非常に早いと言えます。退院を強行したという形容が自然です。 

どうして退院を焦ったのか? それは選挙に落ちるのが怖いからでしょう。一刻も早く選挙戦に戻りたいし、入院患者というイメージを払拭したいからに違いありません。 ですが、これからのトランプ大統領は2つの大きな困難を抱えていくことになると見られます。 


<もう再入院はできない> 1つは治療法に事実上の制限があるということです。例えば一度退院しておいて、再び病院に戻るということとなると、「重態ではないのか」という憶測を生んでしまいます。投票日まで30日を切った現在、それは避けたいはずです。 より難しいのは、仮に肺炎が深刻化した場合のECMO(体外式膜型人工肺)による治療の問題です。ECMOというのは、コロナで傷付いた肺を休めて治癒を待つ療法ですが、その間の生命維持は人工の肺に血液を循環させて酸素交換を行うことで確保します。


 今回の新型コロナの場合は、できるだけ肺に負荷をかけないこと、その一方で、全身を安静にするために通常は長期間にわたって鎮静剤を使用します。仮に救命のためにそのような治療が必要となると、合衆国大統領の場合は憲法修正25条により副大統領に一時的な指揮権を移譲する必要が出てきます。これは、選挙におけるイメージを壊滅的に低下させますし、選挙結果はともかくトランプが大統領職を失う可能性に直結します。


 ですからECMO治療というのは事実上、選択不可能で、そのために安全性の十分に確認されていない薬剤による治療などを焦って行っていると考えられます

大統領自身が「スプレッダー」?>
2つ目の困難というのは、大統領自身が有症患者であることは、先週以来現在もウイルスを周囲に感染「させる」可能性がある状態が続いていることを意味します。しかしながら、支持者に「強い自分」を見せるため、また「アンチ・マスク」を主張してきた手前、トランプは行動パターンを変えることができていません。


 現地時間10月5日(月)夕刻に退院してきた際にも、ホワイトハウスのバルコニーに上がるとマスクを外して写真撮影に応じ、そのまま館内に入るという行動がテレビに流れてしまいました。こうなると、大統領自身が「スプレッダー」として動き回っていることになります。 


また現時点で、大統領が一体いつの時点で罹患したのかが不明です。ホワイトハウスの主治医は、「最後に陰性反応だったのはいつか?」という質問に一切答えようとせず、もしかすると現在公表されている10月1日(木)より以前に、すでに罹患していた可能性もあります。


 つまり、現在と未来だけでなく、過去においても大統領が周囲に感染を拡大する(した)可能性があり、しかもその事実関係が極めて曖昧だし、同時に行動変容はイメージダウンになるので不可能になるという思い込みから脱することもできていないわけです。

 選挙戦への一刻も早い復帰を焦って退院を強行したと思われる大統領ですが、今後もこの「ウィズ・コロナ選挙戦」を続けるというのは、大変な無理があるとしか言いようがありません。




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二階幹事長の五輪中止言及 世界に波紋「タブーに触れた」キングメーカーぶりも紹介

2021年04月21日 21時15分39秒 | 社会のことなど
>さて、すがは反駁するのでしょうか?

 中止も選択肢-。自民党の二階俊博幹事長は15日、TBSのCS番組収録で、新型コロナ感染がさらに拡大した場合の東京五輪・パラ開催について「とても無理と言うならやめないといけない」と述べ、中止の可能性に触れた。政府・与党の幹部が公式に「中止」に言及したのは初めてで、与党のトップの発言は世界にも急速に波紋が広がった。 

 米ブルームバーグ通信は「日本が新たなウイルスの急増に苦しむ中、二階がタブーに触れる」と報じ、「五輪開催が不可能であると判断された場合、五輪をキャンセルしなければならないと述べた」とした。二階氏について「菅義偉が昨年首相に就任するために不可欠だったベテランの政治家」と、日本における“キングメーカー”としての存在の大きさも紹介した。豪ABCなども「日本の与党幹部が今年の五輪のキャンセルが選択肢として残っていることを認めた」と報じている。



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小室圭さん「国民感情にゼロ回答」で眞子さまとのご結婚は前進するのか>

2021年04月21日 20時15分28秒 | 皇室のこと
>天皇陛下や秋篠宮さまへのご配慮、お2人が最も気にされてきた

国民感情に応えるものでは決してなかったというのが一般の評価ではないでしょうか

>固い決意が感じとられる小室さんの文書だが、
国民感情の悪化という火に油を注ぐ形になったと言えなくないだろう。 


 8日に突如公表された秋篠宮家の長女、眞子さまとの婚約が内定している小室圭さんによる文書。小室さんの母、佳代さんと元婚約者の間で発生した金銭トラブルの経緯について説明したものだった。 


留学準備中の小室圭氏 SP付けず深夜の六本木に出没のナゼ  

今回、小室さんが公表した文書は、<これまで世の中に出回ってきた金銭トラブルと言われている事柄に関する誤った情報をできる範囲で訂正する>という目的を達成できたのか。 

「一連の騒動についての説明は、留学している大学院が修了予定の5月以降といわれていましたが、思ったより早かったというのと、小室さんが帰国して会見を開き、自らの肉声で説明するのではなく、前回同様、文書での説明だったのが想定外でした」(皇室ジャーナリスト) 

 宮内庁の西村泰彦長官は、この文書について「非常に丁寧に説明されている印象だ」と答え、一連のトラブルの経緯についても「理解できた」と話した。これにより、昨年11月に秋篠宮さまが誕生日会見で示された「見える形」で説明がされたことで、延期が続いていた結婚が一歩前進した向きもある。

「28枚にもわたる詳細ではあるものの、非常にわかりづらい文書でした。一連の騒動における自らの正当性や、小室さん親子が受けたといういわれなき誹謗中傷について訴えてはいるものの、この件でお心を砕かれている天皇陛下や秋篠宮さまへのご配慮、

お2人が最も気にされてきた国民感情に応えるものでは決してなかったというのが一般の評価ではないでしょうか」(前出・皇室ジャーナリスト)


納得し喜んでもらえる状況になったか


眞子さま(C)共同通信社

「<理解してくださる方が1人でもいらっしゃいましたら幸いです>という小室さんの言葉は、天皇陛下や秋篠宮さまが示された<多くの人が納得し喜んでもらえる状況>とは正反対のものと受け取られます。この文書は、秋篠宮さまが事前にお目通しされていないものと思われます」(前出・皇室ジャーナリスト) 

 小室さんが文書を公表した翌日、眞子さまも<文書を読まれていろいろな経緯があったことを理解してくださる方がいらっしゃればありがたい>と、小室さんと歩調を合わせるようにコメントをされた。

 <令和2年(2020年)11月13日に公表された、眞子様が書いてくださった文書にもありますように、私と眞子様の気持ち、そして結婚に対する思いに変わりはありません>  

延期になっていた結婚にいよいよ動き出す、という固い決意が感じとられる小室さんの文書だが、国民感情の悪化という火に油を注ぐ形になったと言えなくないだろう。 

 あとは、正式な結婚発表を待つのみか。


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