秩父鉄道7000系のうち、非貫通顔の7002Fが去る26日にデヴューしたことにつきましては既に当ブログでも詳報した通りですが、中3日を置いて本日から原形顔の7001Fも営業運転を開始しました! 7002Fよりも7001Fの就役が遅れていたのは、周知の通り7001Fが某国営放送・朝の連ドラ史上初・埼玉県舞台のドラマ「つ○さ」をPRするラッピングを施しているからであり、本日30日の放送開始に合わせて目出度くお目見得となった次第。先週7002Fを追って熊谷から三峰口まで行ったばかりの私ではありますが、元東急8609Fの譲渡車が部品取り中間デハを除いてこれで一通り揃うということで、又してもいてもたってもいられず……(笑)、改めて勇躍熊谷を目指したのでした。「何なのだ、この仕事そっちのけの脳天気さは」とお叱りを受けそうですが、もともと3月中に意図していた台湾一周4~5日旅行を当面延期して、取れる平日休みはしっかり取り、身も心も余暇も秩父7000系に注いでいるのだということで……(爆 ^^;)。
まずは例によって、熊谷回送直前の表情を観察するべく広瀬川原へ。「つば○」ラッピングのデザインは予め公式HPにアップされており、ヒロインのバストアップ写真ステッカーを貼るのみということで、7000系のデザイン全体を大きく乱すことはなくシンプルなものになるだろう……と楽観的にみていたのですが、そんな予測通りにまぁ悪くないものでしたので一安心 (^_^)。
むしろ、このラッピングの特徴として、ヒロインに着せたシャツの色が7000系正面帯のグリーンと同じであることから、遠くから編成を眺めていると何やら側面帯として見えて来るのが不思議 (笑)。そこで思ったのは……7000系は側面帯省略で登場したものの、やっぱり帯をつけるか否か秩父社内でも模索が続いており、ラッピングに乗じて側面帯を貼った場合の効果を確認しようとしているのではないか……ということです。まぁ、穿ち過ぎな妄想かも知れませんが……でもやっぱり帯は欲しいと思っているのは私だけではありますまい (^^;
そんなことを考えながら沿線で待っていると、7001Fは7002Fのときと同じく12時30分過ぎに熊谷へ回送され (1枚目)、約1時間後、熊谷での就役イベントを終えて快走して来ました! その足取りはまさに快調そのもの、今後恐らく約20年前後にわたる秩父での活躍へと勢い良く踏み出して行ったのでした……(*^^*)。
それにしても、これまで個人的には7002Fの試運転・運用初日の姿を眼にすることが多かったもので、いつの間にか7000系というとのっぺら非貫通顔を連想しがちになっており、本来の東急8500顔を持つ7001Fにちょっとだけ違和感……(^^;)。とくに貫通扉の凹部に影が差し、本来の貫通路パーツと合わせてグラデーション帯がブツ切れなあたり……(^^;;)。ま、これもしばらくすれば慣れるでしょう (笑)。
なお、本日は天気が良く気温も高い……ということで、ヒノキ花粉の飛びまくりが最高に恐ろしく、秩父谷へは向かわずに熊谷周辺での撮影のみでお茶を濁しました (汗)。広瀬川原でのスナップは「続きを読む」からどうぞ~。
前ボケに菜の花を……。
ラッピングはこんな感じ。
7002Fと並ぶ(踏切が開いた直後に撮影)。
世代交代……12系客車を挟んで、離脱っぽい (?) 1006Fと。