地味鉄庵

鉄道趣味の果てしなく深い森の中にひっそりと (?) 佇む庵のようなブログです。

フィリピンで復活!関鉄キハ350 (斎藤幹雄様)

2015-10-31 00:00:00 | 頂き物画像


 早いもので10月も末となり、時の流れの早さを感じる今日この頃ですが、先月関鉄常総線の沿線を襲った鬼怒川豪雨からも早いもので1ヶ月半。その間に関鉄は猛烈な勢いで復旧に努め、既に相当程度元のダイヤに近い本数に戻しているということで、本当に頭が下がります。
 そんな関鉄の復活に合わせ、海の遥か彼方からも関鉄がらみの吉報が届きました♪ 関鉄からフィリピン国鉄に譲渡されたキハ350 (元国鉄キハ35) は、かねてからフィリピン国鉄標準色たる紺色+オレンジ帯に整備されている様子が、お世話になっております『Asian Railway Plaza』様によってレポートされておりましたが、その後キハ350はルソン島の最南東=フィリピン国鉄末端であるナガ~レガスピにて営業運転を開始! そこで、RP誌 (最近はRM誌も増えつつある?) の東南アジア車両記事でおなじみ斎藤幹雄様が早速現地に乗り込まれ、乗り撮り鉄を敢行されまして、このたび速報レポート画像を当ブログにお寄せ頂きました!!



 というわけで、超速攻でここにアップ致します……と申しますのも、メールを開けた瞬間、余りの激シブぶりに「うぉぉぉぉぉぉおぉ~!!*^O^*」と唸り叫んでしまったからです!! (笑) だってだってぇぇ~♪ ただでさえ前面が強化され、外づりドアもゴツいキハ35に、さらに「これでもか!」という感じで頑丈な窓金網とライト防護カバーが取り付けられ、しかも戸袋……じゃなくてドアと重なる部分の窓が封鎖され、全体として完全武装状態になっているのが余りにもカッコ良すぎやしませんか……?? スカートの警戒色もイカシてます☆ とりわけ第2編成(358+3511)に至っては、行先窓を塞ぐだけでは飽き足らず、金網が上にグニョ~ンと延びているという怪物ぶりがタ・マ・ラ・ン……kirakirasymbol4 まぁ恐らく、当初は幕を塞がないことを前提に縦長の金網を用意したものの、やっぱ幕を塞ぎ……でも折角用意した金網も勿体ないのでそのまま使ったという結果なのでしょうか?!
 そしてもう一丁感動したのは……撮りやすさ☆ 早朝ナガを出発して朝7時台にレガスピに到着し、夕方5時過ぎにレガスピを発ってナガに戻るという超安直な運用でしかないため、撮影チャンスがほとんど無いだけでなく、レガスピで変な位置に留置されたらおしまいではないか……と思っていたのですが、真相はさにあらず。勾配対策で罐を連結し、キハ350の2両はエンジンを起動すれども自らの動力で転がるわけではないということのようですので、結局必ず機回しが必要となり、終点レガスピではこんな感じで撮影出来るチャンスがある!とのこと……♪ すると、基本はナガ滞在で、キハ350乗り撮り鉄の日は往復乗車・レガスピで昼寝を激写、というプランにすれば良いのでしょう。そして別の日にはナガからマニラ寄りで区間運転をしているキハ52に乗れば良いということで、う~ん、これはますます初訪問したい気分に駆られますね……!!
 というわけで、フィリピン国鉄と日本中古車両の将来を考える上で最高にワクワクするフォト・レポートを拝見し、夜もコーフンで眠れなくなりそうです (笑)。斎藤様には心よりお礼申し上げます!m(^^)m


 窓を埋めまくったので昼間でも暗い……(笑)。
 まぁ熱帯では、下手に窓など沢山ない方が、車内温度の上昇を防ぐためにも良いわけですが……。



 レガスピ方面の末端でも、長期運休中にホームのかさ上げなど改良工事を集中的に進めたようです。これであとは、ビコール・トレインが復活してくれれば……。


統一朝鮮ソウル首都圏電鉄の美しい未来

2015-10-29 00:00:00 | 超妄想ウソ車両画像


 日韓首脳会談が近日開催されるのをはじめ、ここのところ政財界関係者による韓国との接触が増えつつあるように思われますが、その一方で辺りを見回すと、日韓国交樹立50周年記念の年とは思えない荒涼とした風景が。駅の旅行パンフレットコーナーからは「韓国」の二文字がほぼ消えて久しく、最早一頃のような隆盛の可能性もないでしょうし (そのスペースはベトナムやインドネシアがゲット)、某経済誌のアンケートでも、「韓国など、ビジネスパートナーとしてもどうでも良い」という数字が約8割となる事態。僅かな期間のうちに、一国の他国に対する印象が「宜しくない」に変わった事例は世界史上数多あるでしょうが、「どうでも良い」に変わったのは寡聞にして聞きません。
 では何故こうなったのか。勿論、人間同士の関係がそうであるように、全ての国家間関係においても完全なものなどありはせず、不満がないということはあり得ないわけですから、日本に対して様々な理由で反発を感じるのは大いに結構。しかし……その腐れ儒者の極みとしか言いようのない「何事も上から目線」によって、現実にはありもしない虚像の日本を吹聴して回ることは、日本人の最も好まないところであるということを、未来永劫理解しようともしないのが、彼の国の最大の問題なのではないかと愚考します。
 とにかく、このような酔狂鉄ヲタブログながらも、敢えて声を大にして言いたいのは、「その思考回路を捨てろ! 中国から離れ、米日と中国の間で適切な距離を保て!」ということです。
 大体、中国様に取り入れば、対北問題も対日問題も全て上手く行くという、その根拠なき思い込みが目も当てられない。果たして、中国様が本当に、北の核問題や南北統一問題において、一度として韓国の期待通りに積極的な行動をとったことがあっただろーか? このまま放っておくと、韓国も北朝鮮も完全に中国の掌の中で転がされる中、中国様は依然として何もせず (呆れた米日がもう介入して来ないのをほくそ笑みまくり)、むしろ北が南を統一して、朝鮮半島全体の国力が下がることを喜ぶだけに決まってます。



 まぁ、こういう趨勢も、ウリナラの反米反日従北左派が吹いて回った内容がジワジワと浸透し、ウリナラの全体的な民意の傾向になりつつある結果に過ぎないので、最終的に南朝鮮人民の自主を重んじるイルボンとしては何も言うことはなく、どうぞご自由にという感じにならざるを得ません (最近の所謂「韓国=どうでも良い」論って要するに、「日本の右傾化」によるのではなく、他国の立場を尊重する戦後日本平和主義のある意味で極限的なあらわれではないか? 右傾化→軍国主義→対外拡張志向であれば、朝鮮半島の危機に対してただちにすっ飛んで行き、日本の思い通りにさせることでしょう。ところが今の世論は「そんな必要は一切ない、韓国の選択はそれはそれ。日本は日本の防衛をするだけ」と言っているに過ぎないわけですから)。
----------以上の放言に関するコメントはご遠慮下さい

 おっと前振りが長くなってしまいました。というわけで、ウリナラの全体的な民意の傾向が選びつつある、来たるべき統一朝鮮の美しい未来を一歩先取りして祝福しつつ (繰り返しになりますが、端から冷静に見ればそういう傾向があるので、文句を言われる筋合いはありません。もしこの画像に不快感を催すのであれば、「下手をすれば本当にこうなるのだ」という、イルボンからの警醒のメッセージとして受け取られたし)、かつ「センスの悪いウリナラ・コレール電車が、センスの良い北朝鮮風塗装になったらどんな感じだろうか?」という期待 (笑) を込めて、ここに謹んで、世界ウソ電史上究極のケツ作となるであろう、韓国コレール1000系電車 (改番後の形式名はモルゲッソヨ。爆) の北朝鮮国鉄塗装 (地方都市を中心に運行されている、平壌地下鉄崩れのヘロ電風) バージョンをアップ致します。
 アクセントとして、「これまで米帝と南朝鮮傀儡の悪辣な支配のもと、指導者同志を高く推戴して強盛大国の道を突き進む一心団結の輝ける体制の何たるかを全く理解して来ず、あまつさえ、この世にうらやむものは無いはずのかけがえなき祖国を『ヘル朝鮮』などと蔑んで、主体的な祖国愛と崇高な人間性を持つことが出来なかった南朝鮮人民」の荒んだ心を不憫に思われた青年大将ニムの慈悲深き心を体現すべく、全ての編成の前面に掲げられることになった……というストーリー設定による革命的スローガンボードHMをお絵描きしてみました (修飾語句が多すぎる文章だなぁ……笑)。当初は手書きしたのですが、どうしても見栄えがせず、これを期に初めて諺文の入力法を勉強……(滝汗)。
 あと、1枚目の行先の「龍山」は勿論、南朝鮮傀儡風の「ヨンサン」ではあり得ません。先軍主体朝鮮の正書法に従って「リョンサン」とゆーことで……(爆)。また、2枚目の行先である清涼里も、「資本主義反動派どもの歪んだ社会の中で腐れ爛れきった風俗街」という印象を根本から覆したいという沿線人民大衆の、澎湃と湧き出ずる革命的な叫びをうけて、電撃的な速度戦で「清涼里青年駅」と改称させて頂きました (超爆)。

 ちなみに、一足お先にこのウソ電を、政治的ブラックジョークが大好きな某フォトグラファー氏 (爆) にお見せしたところ、レスで頂いたメールに「京城地下鉄直通JR朝鮮1000系電車の龍山行きウソ電」という文言がゴニョゴニョと記されておりました。しかしこれは……こんなウソ電をこさえてアップしたら、ウリナラからハッカー総攻撃を食らっちまいますよ! (^^;)

 ……ふぅ、以前N模型で「社会主義日本エレクトリーチカ」を作ったときもそうですが、ココロにもない言辞を連ねるのは大変ですね。しかし、国際関係の一寸先は闇。どの国家がどうなったとしても、全く不思議ではないのです。日本はこうなる運命を回避して、暢気に共産趣味のナンセンスな味わいを享受できる国で本当に良かったと思います……。

叡電開業90周年・デオ731深緑塗装

2015-10-27 12:00:00 | 地方民鉄 (近畿)


 本邦を代表する歴史の都・京都は、昨今の円安訪日ブームもあって、オフシーズン一切抜きの大盛況となっているところですが、これから半月後以降はいよいよ紅葉のピークを迎えるということで、ますますカヲスの度を強めて行くことでしょう。そんな京都の街の北東から山中へと分け入る叡電は、市電廃止後しばらくの間の著しい沈滞、あるいは市営地下鉄の国際会館延伸による客層流出など、諸々の打撃を蒙ってきたわけですが、京阪の出町柳直通によって辛うじて息を吹き返し、好天の土日ともなれば2連が超満員となる活況を呈するなど、御同慶の至りです。
 そんな叡電ではこのたび開通90周年を記念して、デオ731にダークグリーンの旧塗装を塗り、去る9月末から営業運転に投入されています。そこで私も、先日出張で京都を訪れたついでに、サクッとその勇姿を撮影して参りました♪



 この日は京阪初代1000系鉄コレの駅売り開始日と重なったということで、まずは京都駅から東福寺経由で出町柳に向かうのではなく、近鉄に乗って丹波橋へ。約30分待ったのちいよいよ発売開始となり、すんなり所望数ゲット……と思いきや、特急色と緑ツートン各1個ずつの販売って何やねん……。結局ループするのに時間を要してしまい、一通りの購入作戦を済ませて出町柳に着いたのは10時10分過ぎとなりにけり……。この後11時半過ぎには昼飯にして、用務先に行かなければならない中、果たしてうまく撮り貯めることが出来るのか……?? そこで「まぁ土日の日中ダイヤであれば、二軒茶屋行きが単行で来ることはまずなく、単行運用は出町柳~八瀬間の短距離を機織りする3運用に限られるため、うまく運用に入っていれば少なくとも1往復は確実に撮れるだろう。逆に、デオ700系列がゴロゴロしている中での僅か3運用であることからして、ダークグリーンが運用に入る確率は低い。これはギャンブルじゃ……。とはいえ、折角登場させたばかりの復活旧塗装車を土曜日に使わないという残酷なチョイスをするわけでもなかろう」と思いまして、出町柳出発後前方を凝視していたところ……ををっ!早速お目当てのダークグリーンちゃん登場♪ というわけで、計1往復半、美味しく撮らせて頂きました……(*^O^*)。
 個人的にはデオ700系列、登場当初は「何でだよぉ……折角のデナ21やデオ200・300をこんな車体にしやがって!」と発狂したものですが (爆)、半鋼製釣掛時代が遠く去ったのちに鉄ヲタの道に舞い戻ってみると「なかなか可愛いではないか。昔は馬鹿にしてすまない……と悔い改めた次第。そして今やこんなシブい色に塗られた姿を激写してみますと、是非続編として、緑とベージュの旧塗装ツートンも見てみたい……という思いに駆られずにはいられません。


湘南顏のフリー旧型電車を作る (1)

2015-10-26 12:30:00 | 超へっぽこ模型製作


 去る梅雨時、湿気でイカレた脳味噌の奥底からブツブツと発酵物質が発生する如く、思いつくままにGM板キット切り接ぎ遊びをして湘南顔のフリーランス旧型電車を作ろうとしたものですが、所詮は気紛れ、その後3ヶ月半以上完全に放置してしまいました。しかし……可愛いフォルムは自己満足の限りで、そのままにしておくのも勿体ないということで、雨樋やドアの靴摺りをプラ線で再現し、乗務員扉には手すりを付けてみるなどしてみました。



 そしていよいよ塗装開始……。手すりを付けたため、まずはメタルプライマーを吹いたのち、灰色9号を吹き付けて全体的な仕上がり具合を確認してみたところ……ぬほっ♪こりゃ可愛いぃぃぃ~(*^O^*)。
 今後は一応「お約束」通りにスカ色あたりを塗り、「昭和20~30年代に国鉄が、17m旧国の車体更新で支線用両運電車を製造したらこんな感じ」というイメージを追求して行きたいと考えておりますが、全てのキモは塗装が上手く行くかどうか。最近多忙もあってすっかりマスキング作業からは遠ざかっているため、果たして上手く出来るのかどうか……(ドキドキ)。


白い西武101系、多摩湖線を行く

2015-10-25 00:00:00 | 都市民鉄 (首都圏)


 先日、相鉄の白いサハ7601をアップしましたので、白つながりで西武の新101系をアップしてみましょう。先日、とある野暮用で多摩湖線沿線に出掛けたのですが、その際に非常に撮りやすい (?) 場所を見つけてしまいましたので、時間を確保して激写♪ 曇りの日限定、下草を刈った後限定 (夏はめっちゃ繁茂の可能性) であるだけでなく、車体側面は森の木々のためにかなり光量が少ないため、撮った後で周到なレタッチが必要ですが……丘陵地の単線を行く雰囲気が新101系に似合っていると思います♪



 それにしても、今や多摩川線の春夏秋冬ステッカーも終了したのでしたっけ……。とすれば、新101系の現存車を白1色にする必然性はなく、全部黄色に戻すか、4000系と同じくレオカラーにするか、なんちゃって赤電にするかにしてやれよ……と思うのですが、西武として新101系を真っ白のままにし続けなければならないという理由でもあるのでしょうか??
 ちなみに、この後は積年の個人的課題であった西武園線乗車も果たし、四十路のヲッサンにしてついに西武全線完乗! (^o^) 乗りつぶし派ではありませんが、去る8月に東武全線完乗を果たしたのと同じく、何となく嬉しいですね♪ そして……西武園線を超ガラガラな状態でひたすら往復する新2000系の4連というマニアックな存在にもグッと来ましたので、そのうちまた、この辺一帯の枝線4連を腰を据えて撮ってみたいものです。