芸術工芸菓子
私は子供の頃から速い事は良い事と教わってきた、時は金成りが日本人の考え方に有る。
会社で働いていた時は、スピードと正確さを要求される。
全国菓子博覧会の帰り、交通渋滞の為バスが15分遅れて来た、タイで暮らした関係で苛々しなかったが、
バスの運転手は遅れを取り戻す為、普通では考えられない様な、バスのスピードを上げる。
終点でも直ぐ折り返し運転しなければならないのだろう、日本では時間で縛られた生活である。
だが急いでもバスは5分間の、時間の短縮にしか成らなかった。
その点タイで暮らして居れば、大河の流れの様に1日が過ぎて行く。
今日本で暮らして居れば、1日があっと言う間に過ぎて行く。日本でも別段する事は無いのであるが。
タイでの生活は朝明るく成る前に起き、夜暗く成って時間が少し過ぎると寝ると言う生活である。
その日の予定は未定が多い、彼女が突然どこどこに行くから、付いて行くかと言うのである。
タイのテレビを見てもタイ語は解らない、パソコンが情報源である。
タイでで暮らしていて、時間を守らない、する事が当てに成らない、約束も守らない、
計画が立たないが、何れは出来るであろうとのんびり構えている。
苛々するがそれも諦めの気持ちと成る、日本では腹が経った事が、我慢が出来て来る、
急ぐ事だけが人生では無い、タイ人の様な生き方も、良いものと思う事も有るのだ。
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