初夏の季節に成っている様な気候である、家のポストを占領した鳥は、子育ての真っ最中である。
ヒナがピイピイと泣いて、親鳥は餌を運んでいる、もう少ししたら巣立ちだろう。
タイに住み始めた頃は、お互いの性格も解らず、一寸した事で腹が立ち喧嘩をしていた。
だがその頃は見る物が珍しく、冒険家の気持ちであった。
ここの生活に慣れるのが忙しく、蚊、蟻、蛇、ヤモリ等の退治方法などを考えていた。
だが彼女とは意見のぶつかり合いや、親族との付き合い、車の運転の仕方まで気に要らず
良く頭がかっかとしていたものだが、我慢できていたのは彼女には、鼻っぱしが強い半面
煩い位私の事を気にかけてくれる、俺は子供では無いと言いたい位だ
ロイカートの祭りの時など、一人で子供のキックボクシングを見ていると、
わざわざ探しに来て、ここらにいる男は、危ないのが多いからと側に付いてくれる。
タイ人女性は気が強いし、言いだしたら後に引かないから妥協が難しい、
日本人の様に曖昧で誤魔化しが効かない、駄々っ子の様に可愛い面も有るのだが
だが永く暮らししていると不思議なものである。相手も此方の心が解ると言いだす。
私は単純で有るから、考えている事は顔に表れるのだろう
お互いの意見のぶつかり合いは必要である、その中から何かが生まれると思う。
今は彼女のする事には口出しをしない事にしている、相談してきた時と助言だけである
田舎町では何事をするのも、彼女の力無くしては殆ど出来ないのである。
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