旅と山を愛する花咲爺日記

歴史ある街、素晴らしい自然を旅し、高山植物、公園や街路の花壇に可憐に咲く花を、ブログにて記録することにしました。

街路花壇 ほったらかしにできない宿根

2021-09-24 07:26:48 | ガーデニング 園芸用品・ノウハウ

水撒き等含め、街路花壇に向かない宿根が五つあります。

アスチルベ、都忘れ、ホトトギス、ミヤマオダマキ、オキザリスです。


アスチルベ




都忘れ




ホトトギス




ミヤマオダマキ




オキザリス




直射日光下で乾燥しやすい土壌では生育が難しい感じです。
特に、街路樹がある、日当たり良すぎる街路花壇には向きません。

ここ数年、街路花壇に何度か植えましたが、日当たり良すぎる花壇では植えた半分くらい枯れました。残っているのは背丈の高い宿根の陰に植えたものだけです。

毎年毎年補充する手間が面倒なので、今後はこれらの宿根は、半日陰になる街路花壇だけにします。

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アカタテハが庭に飛来

2021-09-18 09:30:48 | 日記

例年、我が庭にモンシロチョウ、アゲハチョウ、クジャクチョウ、ヒョウモンチョウが飛来します。
他に、今年は珍しいことに、カラスアゲハ、アカタテハが飛来、アカテテハは庭に数日滞在しました。
アカタテハが飛来するのは、珍しいことなので、写真を撮ることにしました。

アカタテハはニラの花がお気に入りのようです。臭いできたのでしょう。

この蝶は、空気が綺麗な山郷みたいな静かな場所を好みます。家の周囲がそうなりつつあるような気がしております。

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秋の花 徐々に開花

2021-09-13 07:27:34 | 庭の草花

フロックス、グラジオラスまだ咲いてます。
菊が開花寸前です。

・班入りホソバギボウシ

普通のギボウシだと2mくらいの高さですが、これはあまり高くなりません。また、他のギボウシのように大きくなりません。




・ヤブラン

紫色のこじんまりした花が咲きます。




・ロシアンセージ






・ニラ
真ん丸な花が咲きます。土留め用、春先の野菜として植えてます。



・ミントハーブ

遠慮がちの花が咲きます。



他に開花予定で残っているのは、白蝶草、ホトトギス、宿根アスター、ハナトラノオとなりました。

白蝶草なかなかいい写真がとれません。

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フロックス開花の色順序

2021-09-08 06:56:47 | 庭の草花

フロックスの苗を20年くらい前から少しずつ購入、庭に植えている。その中で白のフロックスは間引きし捨てるほど増えた。

フロックスの開花時期は、7月に咲くもの、8月に咲くものに大別される。

7月に開花するものは二種。班なしのと班入りのものがある。

班のない花は、鉢についていたカタログでは、水色だが、実際に咲いた色はピンクがかっている。原因はわからないが開花時期の気温が影響している可能性がある。
班入りのものは、玉のような形の班入りの花が咲く。種苗会社のネット通販で購入したもの。最初の1株から20年くらいかかって30株くらいに増えた。


8月に咲くものは、丈が数10cmから1メートル近くに達する、品種的には普通のフロックス。色は数種。開花の色順序は毎年ほぼ同じ。

チューリップの色別開花順序は、赤、黄、ピンク、白の順であるが、8月以降に開花するフロックスの場合は、開花の色順序がチューリップの場合と少々異なる。

まず、ややボタン色っぽいもの、白、朱色の口紅色のような色、班入りのピンク、最後にピンクが開花する。

この順番は例年変わらない。この中で一番壮健なのが白。株分けもしやすい。

水切れに弱く、葉にカビのようなものが生えやすく、なかなか増えないのがピンクである。従って、ピンクの株が一番弱いようである。

少し離れたところから眺める、ふわっとした清潔感ある白のフロックスは、我が庭の夏と初秋の主役である。

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降水量と水分蒸発量の関係

2021-09-03 10:03:24 | ガーデニング 園芸用品・ノウハウ

先の原稿にて、6月、7月の水分蒸発量がどの程度なのか、理論上の数値を示した。

多めに見て月間30ミリ(2㎡の花壇について大体60L)に相当するとの試算結果となった。


花壇の水分蒸発量
https://blog.goo.ne.jp/lloasisll/e/d23ec6d9ab80ac024b5c7601aed03a4d

 


次に、降水量実績を参照したい。理論蒸発量30ミリ/月を下回る降水量だったのは、2019年5月と2021年7月の2回ある。

今年の7月は、少雨で芝が枯れるなどの被害があった。我が庭については被害はないが、サヤエンドウ、キュウリなどが生育不良となった。街路花壇に植えた宿根のうち、枯れそうになったものが続出、そのため、12個の花壇について、回数最大で20回近く、水撒き量最大で(生育状況悪化により)月間130L近くもの水をジョウロで水撒きすることで被害を最小限に食い止めた。


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2018年降水量

5月 66ミリ
6月 141.5ミリ
7月 155.5ミリ
8月 228.5ミリ
9月 49.5ミリ

2019年降水量

5月 29.5ミリ
6月 71ミリ
7月 31.5ミリ
8月 144.5ミリ
9月 108.5ミリ

2020年降水量

5月 45.5ミリ
6月 51.5ミリ
7月 56,6ミリ
8月 124ミリ
9月 53.5ミリ

2021年降水量

5月 76.5ミリ
6月 50.5ミリ
7月 7.5ミリ
8月 108.5ミリ

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特に宿根が生育・開花する6月、7月に月間降水量が月間理論蒸発量(6月20.88mm/month、7月 27.528mm/month、ジョウロでの水撒き量に換算すると、6月は40L、7月は55Lに相当)を下回る場合は、花壇において生育に必要な水分がまったく供給されないこととなるため、放置すると花壇の宿根が枯れる事態となる。

 

よって、7月の理論水分蒸発量55Lを考慮すると、少雨の状況で7月の街路花壇一つにつき最大で130L近くジョウロで水撒きしたのは大袈裟ではないのである。

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