寒い日の我が家の夕食はウクライナのボルシチです。

2024-02-27 | 料理

私こと80代になりましてから、一昨年は脊椎管狭窄症、昨年は椎間板ヘルニア、今年になると

膝痛と否が応でも加齢を思い知らされる辛いサインが身体から出て来て閉口していました。

最近それぞれの嫌な症状がなくなりどうやらこれらは一応退散してくれたような感じがしています。

でも歩行スピードも落ちて、動作も鈍くなりくたびれやすくなってきました。

それでも毎日の夕食作りは好きなものを自分で作りたいので私なりに頑張っています。

時短、簡単、上手に手抜き出来るレシピを選んでいます。ネットで見つけたウクライナの

「ボルシチの素」は我が家の冬の洋風鍋料理の定番になりました。ビーツを入れると更に美味しく

今度はサワクリームも乗せてみたい。実際はもっといい色なのですが。

濃縮コンテンツ12瓶で¥5,500でした。1回1瓶程度なので友人や娘と分け合いました。

先日朝イチでNHKで働いているウクライナ出身のカテリーナさんが(28歳)ウクライナに戻って

現地の状状を詳しく報道してくれました。日常の中の戦争、戦争の中の日常で、希望を描くことの

出来ない現地の人々の「今」に悲しみとやりきれない悔しい思いを抱きました。

カテリーナさんがご実家で5年振りに両親と再会された日の夕食は勿論「ボルシチ」でした。 

        ↓(その時のテレビより)

ご覧になられた方も多いと思いますが、彼女の帰国を機会に大学の同窓会が催されたそうです。

卒業式の時ペアを組んだX君は戦場にいる為、欠席だったそうです。その数週間後、

X君が戦死したとという連絡通知が廻ってきたそうでこのような日常に言葉もありません。

こんな理不尽な弱い者虐めの戦争がいつまで続くのでしょうか。

加担する国、利用する国、支援する国、それぞれ欲得があるようですが良く理解出来ません。

独裁者のやることは何千年も前と変わってないようです。暴力で領土を広げることがまか

り通らないにことを願って、とにかく一日も早い停戦を願うばかりです。


ウクライナ産のボルシチの素は調理が簡単で美味しかったです。

2023-02-16 | 料理

突然のコロナからは早い発見で風邪症状も殆ど出ないうちに回復しました。お陰様でいわゆる後遺症も

全くなくて無事日常生活に戻れました。心配していた家族の誰にもうつすことなく幸いでした。

只、1週間の家事、仕事が溜まって確定申告の時期とも重なり、ブログにもご無沙汰してしまいました。

自宅謹慎中には沢山の本や雑誌に目を通すことが出来ました。これからは体力も考えて家事、料理の

簡素化に徹して自分のゆとり時間を増やしたく思っています。

そこで通販で求めた「ウクライナ産のボルシチの素」を試してみました。小さな瓶に濃縮されていますが

とても簡単でビーツの味がきいていて美味しかったので病みつきになりそうです。

小さなウクライナ支援になるのでしょうか?

 

話が戻りますが、コロナ発症の数日前に、甥のM君や姪も一緒に家族パーティをしていました。

甥のM君がトルコ(イスタンブール)に駐在していたのですが、昨年トルコ人の奥さんと

結婚して挨拶に来てくれたのです。間もなく50才になるM君ですが「蓼食う虫も好き好き」?なのか

首都アンカラ出身の彼女に惚れ込まれてしまったようです。期待に応えられるでしょうか?

今回のトルコ南部の地震は信じられない巨大地震で、トルコ国内の窮状と混乱に心が痛みます。

地震に関して恐らく世界一のknow-howを持つ日本ですから、支援できることも多いことでしょう。


トマトときゅうりとハムのサンドウイッチ

2022-08-28 | 料理

ここ暫くサンドウイッチを作っていませんでした。一番の理由はパンに

塗るマーガリンを10年位前から使用禁止にして絶っているからです。マーガリンに

含まれるトランス脂肪酸は、癌・高血圧・心臓疾患のリスクを高めると云われてい

からです。今はかなり改良されているようですが。

それはさておき、小学生の頃の夏休みに、父母の郷里の富山の菩提寺に墓参りに

家族で長崎から列車で行く途中、大阪駅で求めて食べたサンドウィッチの

美味しかったことが未だに忘れられないのです。

     

今年は、「あの味をもう一度」と私流にアレンジしたサンドウィッチ作りに毎朝

挑戦していました。食育という言葉を最近耳にしますが、子供の舌は敏感に働いて

ると思います。私流サンドウィッチの作り方です。

    

パンは紀伊国屋の胚芽パン、それに粒マスタードとアマニ油を軽く塗ります。

アマニ油は時々ドレッシングに使いますが、かなりお皿に残ってしまいます

きゅうりの斜め切りを置いて、ハム、スプラウト、マヨネーズ、トマトで

押さえます。きゅうりのコリコリした歯ごたえ、ジュウシ―なトマトの味が

美味しくて、家族にも好評で、遠い昔を懐かしみながら食しています。

でもサンドは手が掛かるので秋になったら、いつもの簡単なビザ風トーストに

戻ろうとしています。


茄子と冬瓜

2020-09-08 | 料理

茄子と冬瓜が大好きな私です。この季節に冷蔵庫にこれらが

ないと落ち着きません。あまり栄養はないそうですが抗酸化物質の

ポリフェノールの一種ナスニンが皮に含まれてているほか、

カリウムや食物繊維も多いと知りました。

茄子は油で調理すると美味しいので、今迄炒めたりしていましたが、

最近は電子レンジでまとめて5~6本纏めて数分チンして、

煮びたしにしています。ナスニンは水溶性なので汁は薄味にして

飲んだりしています。冷やしてそうめんの副菜として戴くと美味しい。

ナスの栄養を逃がさないで調理をするコツ

冬瓜は名前は“冬”ですが秋が旬だそうです。カリウムとビタミンCが多く

含まれているそうです。血圧やむくみなどを改善してくれるそう。

煮物は勿論、少し涼しくなると豚肉入りのスープもよく作ります。


菊田せつこ先生の思い出(2)

2019-02-25 | 料理

グループに入れて頂いたその期の始め、4月に先生から「これまで3年サイクルで

7回、 つまり21年間お勉強したことになりますが、これをもって「ぎんがむ亭」も 

終焉を迎えたいと思っております」とのお知らせを頂いていました。 

私は最後に滑り込めてでラッキーでした。

(ロバート・デニーロのレストランに団体で連れて行って下さった時の先生)

3年目の12月もお忙しい中、お元気にご指導頂いていたのですが、

年が明けて1月始めに突然信じられない先生のご訃報通知が連絡網で

回ってきたのでした。余りにも急で大変なショックを受けました。

それは16年前のことで(2003年1月)確か享年75才でいらしてと思います。

年末のご多忙でお疲れのところ、肺炎になってしまわれたとのことでした。

ご家族はもとより、先生をお慕いし教えを乞うている多くの方々が無念の

思いを感じました。今ご存命でしたら93才位になられていると思いますが

特に3D-フラワーアートは人気上昇中でしたから益々盛んになっていく

ものと誰もが 思っていました。きっと絢爛豪華で素晴らしい作品を沢山創作されて

いただろうと思うとに残念に思います。

(下の作品は私の手元にあります初心者向きの作品です。)

75才という年齢はやはり身体の変わり目 の年齢かと思います。

(私自身はその後期高齢者入りの年齢をもう越えてしまいました。)

 その後、お教室では、娘様の松井ミチル先生が裏千家流の懐石料理クラス、 

松華堂弁当クラスのお教室を続けていらっしゃるようです。

 

      肺炎の恐ろしさは私も分かっているつもりです。夫が24年前に経験していま 

したので。夫の場合は、60才で会社を替わった翌年、少し熱っぽいので会社の

医務室を訪れたら、担当医師がレントゲンを撮って下さり、「このまますぐ入院 

するように」と診断を下され、「大したこともないのに何故?」と不本意ながら 

がら大学病院に入院したのですが、お蔭で命拾いしたのでした。入院してから中々合う薬 

がなく1週間~10日目位の頃、症状が最悪になりました。生死の境を一時 

彷徨ったのでした。その会社の先生には命の恩人だと感謝しています。

退院するまでに約1ヶ月かかりました。高齢者にとっては癌も怖いけれど、

肺炎はもっと怖い様に思えます。

 

 

 


「ぎんがむ亭」菊田せつこ先生の思い出(1)

2019-02-24 | 料理

菊田 先生のお母様は黒柳徹子さんのお母様の朝様と姉妹でいらっ

しゃいました。(朝様が妹さんでした。)

ですから徹子さんと菊田先生は従妹でいらっしゃいました。。

戦争中、同じ所に両家族は疎開していらしたそうで徹子さんのことや

お母様達の思い出話も時々伺ったりしました。徹子さんのご両親の

    駆け落ち婚のお話等など。

 菊田先生はご自宅「ぎんがむ亭」でアメリカ料理の

クッキングサロンを開設されていました。

その傍ら、アメリカンシャドウアートの研究をされて、素材をシルクに

替えて「ハンカチ3Dアート」を考案されました。ご自宅やNHK文化

センターなどでも指導されていて引っ張りだこの、いきいきシニアで

いらっしゃいました。

素材にフランス製のブランドスカーフを多く用いられることが多く、

トウルーズ(仏)の国際コンペで大賞を受賞されたりしてその度に

何度か渡仏されていたように記憶しています。

 

私はふとしたきっかけで「ぎんがむ亭」のアメリカ料理クラスに入れて

頂き先生の素敵で気さくでなお人柄に惹かれて遠距離でしたが1クール

を終える3年近く通うことが出来て大変幸せな経験をさせて頂きまし

た。その間のレシピは大切にファイルしてあります。

先生は精密な頭脳の持ち主でいらして、勿論手先の器用さは抜群で

いらっしゃいました。生まれつきってあるのですね。

いつもそうなのですが、自宅で段取りも悪い私がレシピを見て同じ

料理を作っても思うような出来栄えにはならず、

それは生まれつきのDNAの違いなのかなと思い、教室でもっぱら

美味しい料理を頂くのが楽しみでした。

 


エヴィリン先生の多国籍料理

2018-10-20 | 料理

月に一度の料理教室ですが、英語のレシピで英語で説明されますので、すべて

English versionです。先生はフィリピン出身でとてもきれいな英語を話されます。

勿論日本語も大体理解されています。料理の才能は生まれつきのものだと感じてしまい

ます。私には逆立ちしても出来ない技を感じます。外食の少ない私にとっては楽しい

ランチタイム兼談話室でもあります。

今日のメニューの前菜は「洋ナシのスライス、ルッコラ、ハーブチーズの生ハム巻」

でした。今洋梨が旬なので早速巻いてみました。梨だけで食べるのと違って、塩気の少ない

生ハム(本麗ハムを使いました)で巻いたものは奥の深い芳醇な味でした。

  スープは「マッシュルーム”カプチーノ”スープ」です。季節のいろいろなキノコ類を刻んで

  玉ねぎと炒め、赤ワイン、チキンブローやタイム、ローズマリー等ハーブを入れて半分を

  ブレンダ―で撹拌し、最後に泡立てた生クリームでトッピングしてあります。

 

 メインは「ポークチァップ プルーンチャッネソースかけ」です。お肉は焼くだけで簡単

 なのですがチャッネソースの作り方が面倒なのでつくる時は簡略法でいこうと思いました。

       ミラノ風リゾットの材料は以下です。

       お米300グラム、バター30グラム。玉ねぎ小みじん切り、

       1.5リットルビーフストック、サフラン少々、100cc生クリーム(牛乳)、

       50グラムパルメザンチーズ。

 

        いつも1~2品作って精一杯です。残念ながら私が作ると

        味が少し違ってしまうのです。

 


エビリン先生宅での料理教室

2018-09-15 | 料理

  月に1回エビリン先生宅での多国籍料理教室に通っている。

  メインはフランス料理。レシピは英語で先生が英語で実習される

  のを見ながら教えて頂いている。

  すぐに自宅で作る人もいるが、殆どの仲間達は出来上がった

  レストランより美味しいお料理を頂くことが目的でひと月分お喋りして

  近況報告するのを楽しみにしているようだ。