笑子のフォト俳句ブログⅡ

写真と俳句で日々を紡ぎます

老神温泉「大蛇まつり」②

2023-05-17 00:00:01 | 
大蛇神輿担ぎ上げては里盛る  笑子
だいじゃみこしかつぎあげてはさとさかる



【神輿】は夏の季語
祭の際ご神体がのるとされるもの 祭は夏祭のこと

神代の昔・・・
赤城山の神と日光二荒山の神との争いが勃発
赤城山の神は大蛇に、二荒山の神は大百足(ムカデ)に化け
激しく戦いましたが
蛇になった赤城山の神は矢傷を負ってしまいました
傷を負った赤城山の神は老神に戻り矢を抜き地面に刺すと
そこから温泉が湧いたのです


その温泉に浸かった蛇は元気を取り戻し、見事大百足を追いやった
・・というお話

 

日光男体山(二荒山)の神を追い払ったことから
この温泉は「追い神」と呼ばれた
それが「老神温泉」の名前の由来だそうです



赤城神社にて神事を待つ大蛇さま二体

神事が終わって子ども大蛇神輿が神社から下りてきて
ここから温泉街を練り歩きます



それと同時に「御神湯守の儀」(おんゆもりのぎ)の一行も
温泉旅館を回るのです



この儀式は老神温泉をお授けになられた赤城の神様への感謝と
ここを訪れるすべての人の無事故を願って行われ



各旅館で使っている源泉を赤城神社に奉納し御祈禱を受けてから
その御神湯を、各旅館の湯船に注ぐという儀式です



老神温泉の歴史に触れることの出来た
とってもいいお出かけでした(^_-)-☆
また来年来たいな~
その時は是非日帰り入浴もしたいです(笑)

コメント (18)
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