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②「ザ・カセットテープ・ミュージック」沢田研二 日本ロックのレジェンド

2020年05月03日 | TV・ラジオ・CM・映画

あんまり、のりお師匠と重ねるのはやめて欲しいなぁ、と思いながら

「ザ・カセットテープ・ミュージック」沢田研二、その②です



沢田研二A面・③
「渚のラブレター」


沢田研二のベルベッドボイスが堪能できる一曲。
「声を聴いただけでイケメンとわかる」とカセットガールもそのつややかさに驚く。

ラディカルな姿勢と現役にこだわる姿勢に、またまたジュリーとのりお師匠を重ねる。

 

沢田研二B面・①
「THE VANITY FACTORY」

スージーが「自信作」と鼻息荒い、ジュリーB面の選曲。
まずは佐野元春がジュリーに憑依したかのような、この一曲から。

佐野元春自身がこの曲をセルフカバーをしたら、歌い方がジュリーに寄ってしまった。

カセットで曲が流れている途中、「グゥ~~」という大きな音が紛れ込む。
へ?何の音かな?と思っていたら、曲が終わるやすぐに、
マキタスポーツさんが、カセットガールのアイドルに
「お腹が鳴っただろ!」
お腹が減ってた~と、笑ってごまかすアイドル。

ジュリーの美声に、腹の鳴る音を平然と重ねるとは、ええ加減にして欲しいな(-_-;)

 

沢田研二B面・②
「ジャストフィット」


作詞作曲・井上陽水、アレンジ・白井良明。
当時、様々なアレンジャーやプロデューサーがジュリーを華やかな色に染めていった。
沢田研二がもともと備えている歌唱力があってこそ、このプロデュースシステムが生きていた。

 

沢田研二B面・③


「いくつかの場面」


「できるならもう一度僕の周りに集まってきて」
バンドを続けていたかったジュリーの心情が溢れ、涙ながらの歌声にマキタ&スージーもじんわり。
「大衆のいけにえ」としてスターを全うしている沢田研二だからこそ歌える私小説風の歌詞。

太平サブローも歌っていたと、いらないエピソードまで紹介されました。

 

マキタスポーツ本日の一曲
これまで番組でも度々登場した「時の過ぎゆくままに」をマキタさんが弾き語り!

当然と思うジュリーへの賛辞も、耳に痛いジュリーの迷走も、腹の鳴る音もありの、ジュリーへの愛に満ちた語りの内容の濃い30分間でした。



マキタさんの歌声ではなく、ジュリーの「時の過ぎゆくままに」が聴きたかったわ。

今まで何度も何回も聴いた「いくつかの場面」。例え何度聞いても、ジュリーのこみ上げる思いで震える声を聴いていると、こちらの胸の内も同じく熱く震えてくる。この時のジュリーは甦る想い出と思いに、胸の内はいかばかりだろうか 

よく最後まで歌い切ったジュリー、その歌声をアルバムに入れたスタッフ。これほど、心情がこちらに伝わる歌声があるでしょうか。完璧に歌うばかりが聴く者の胸を打つのではない、ということを教えてくれました。

しかし、のりお師匠がここまで話題にされるとは。お蔭でまた「ひょうきんベストテン」の映像が見たくなりました。ジュリーが出演した回も有りましたね。お笑い芸人が多数登場でジュリーに挑む、爆笑です⇒ジュリーのひょうきんベストテン

YOUTUBEは「はね駒」に出演して1年後の1987年で、すでに「8時だよ全員集合!」は終了。「ひょうきん族」には、ナベプロのタレントも多数一緒に出ていて、お笑いの勢力図の変化を感じました。のりお師匠が「麗人」で三つ編みの付け毛をブンブン振り回すのが面白かったので、また見たいです。

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