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40・41回「松浪先生のお言葉」女学生ボイコットする

2020年05月31日 | 「はね駒」松浪先生のお言葉

5月7日 40回
新学期、級友達と再会 し「この夏がずーっと続けばいいと思った」と語るおりんちゃん。
松浪先生が掃除に精出すおりんに「ご苦労さん」


「明日からわたす、英語の時間も聖書の時間もきっと皆に着いていけると思います。」


しっかりやりたまえ。




5月8日 41回

国語や漢文の授業が削られ、授業科目が変わることが不満な二宮と里見たち。「梅沢先生は松浪先生に話してくれなかったのかしら。梅沢先生は私達の話を握りつぶしたに違いない。」二人は校長先生に建白書を差し出し、大問題になる。

 

働くおりんに優しく声をかける松浪先生

(松)今日は、まかない?


(り)「わたす今日、聖書の時間に校長先生にちゃんとお答えできました。この女学校には入れて、ほんとに良かったと思っています。」

 


梅沢先生から二宮・里見が校長に建白書を差し出した事を知らされた松浪先生、

どうして私に教えてくれなかったのか。という松浪に、生徒個人に関わり合ってもらいたくなかった、という梅沢先生。松浪先生にくっつきすぎです!

二宮、里見の二人と話し合う松浪先生。


(松)そういう事は事前に相談してほしかった。考えが間違っているとは思わない。日本人なのに日本の伝統を無視して全てをアメリカ流に教育されることに疑問を感ずるという、君たちの言い分は 誠にもっともだと思う。が、全て正論だとも思わない。だったら、何故 君たちはこの学校を選んだのか。仙台に女学校は他にもいっぱいある。日本の伝統を重んじ貞淑なる日本婦人を養成することを唯一の目的としている女学校はちゃんとある。

(梅)この女学校のやり方が気に入らなければ、他の学校に行けばいいんです。

(松)待ってください、私はそう言う事が言いたいんではありません。そういう女学校が有るにも関わらず、あなたたちはこの女学校を選んだ。その理由をもう一度しっかり考えて欲しいと私は言っているんです。

 

職員会議が開かれる。


(松)私はこのような大事な事を相談してくれなかったことにショックをうけています。

梅沢先生は二人に相談されて、対処したしてないで、話が食い違い、紛糾する会議。

校長は「余計な事を考えず勉強するように」と、二宮・里見に建白書を突き返す。

彼女たちの要望は受け入れられず、二人は授業をボイコットする。

おりん「ボイコットって なんだべ??」

 




この時代に「ボイコット」なんて言葉を使っていたのかな??

明治時代に、学ぶという事に真剣に向かい合っている女学生たちの姿は、清々しいものがあります。しかし、やむにやまれない気持ちからとは思うけど、ボイコットというやり方は いささか荒っぽい・・。先に松浪先生に相談すべきだったと思いますわ。

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39回・再開しました「松浪先生のお言葉」

2020年05月31日 | 「はね駒」松浪先生のお言葉

映画の代役の報などで、す~っかり後回しにしてしまいました「松浪先生のお言葉」。需要はもうないかもね、と思いながらも記録なので再開します。もう出番が終わって、2週間以上もたちました(-_-;)

で、どこまでいってたんだか・・ ああそうです、おりんちゃんは夏休みに松浪先生から英語の個人授業を受けるのでした。二人っきりでドッキドキ!



5月6日 39回

(※1人で侘しく食事をする松浪先生、のお宅に現れた梅沢先生。)

 

(梅)おはようございます、ああ もう朝ごはん召し上がっているんですか?じゃちょっと失礼、夕べ 親戚が美味しいかまぼこを持ってきてくれたもんでしてね。いたまないうちに先生に召し上がって頂こうと思って。
(松)あぁ、そりゃどうも・・ でも悪いですね。このところ毎日ご面倒をおかけして。どうぞご心配なく。(※言葉に気持ちがこもっていない)


(梅)先生こそご心配なく。ばあやさんのお加減が良くなるまで、私お手伝いたしますよ。好きなんですよ。
(松)いや、そんな。
(梅)ご遠慮なく、私家の中の仕事好きなんですよ。いまこの蒲鉾切ってきますから。
(※前掛け持参で甲斐甲斐しい梅沢先生。松浪先生、困ったな・・)

 

夏休みの個人授業。松浪先生は英語の本を読んでいる。

(り)待ってくだんしょ先生、そんなに早く書けません。
(松)どうして?
(り)スペルの面倒な単語があって。
(松)単語のスペルは昨日、うちで予習してくるように言ったね。


(り)はい予習しました。でも なかなかうちで覚えきれなくて
(松)覚えるまで何度も書かなかったの?
(り)ほんでも全部覚えるのは・・
(松)初めから全部覚えることは諦めていたのか。
(り)そうじゃありませんけど、でも・・


(松)でもでもと言っていばかりでは、何も身に付きはしない。そういう心構えではダメだ!(団扇であおぐ)風はけっこうです。


(り)わたす、言い訳してんじゃありません。わたす ほんとに一生懸命やっているんです。
(松)一生懸命やっているなどという事は、自分の口で言ってはいけない。一生懸命やっていれば、黙っていても結果になって表れてくるはずだ。それを自分の口で言うと、言い訳になるんだ。
(り)したって、私ほんとに!
(松)ほんとにとか、したってとか、そんなこと言うのやめなさい!
(※うなだれる、おりん)


(松)こんな風じゃ、この13章を全部暗唱するのは無理のようだな。
(り)暗唱、このコリント全書13章、全部英語で暗唱するんですか?
(松)そうしてもらいたかったが無理のようだ。
(り)なして無理だと決めつけるんですか?先生はもうわたしのこと、見放しているんですか。私が言い訳ばかりして本気で勉強してないと、先生はそう思ってらっしゃるんですか
(梅)なんですか、先生にむかって。
(松)黙って
(り)私やります、このコリント全書13章、全部英語で覚えて、全部暗唱します。

 

おさんどんをしながら夜中まで、必至の勉強にも関わらず、翌日、先生の前でつまる、おりん。

「どうして 出来ないの」

怖い顔の先生に「先生・・」

部屋を飛び出し、教会の中へ。

「神様、わだす 本当にダメなんですか?神様」

コリント全書13章を英語で語り始めるおりん

そこに松浪先生が教会の中に入って来る。

松浪「もし愛なくば、我に益なし。愛はしのぶことなし・・・愛は妬まず、愛はほこらず、たかぶらず・・、己の利を求めず、軽々しく怒らず・・ 人の悪しきを思わず、不義を喜ばず、誠を喜び・・」

松浪先生の言葉に続いて、コリント13章全てを暗唱したおりんちゃん。

(松)よく勉強したね、きっとやれると思っていたよ。君ならきっとやれると。

思わず先生に抱きつくおりんちゃん。

必至の勉強の努力が実ったのでした。



 

おりんが食事も上の空で夜中も勉強、それが気になって気になって眠れず、布団の中で悶々とする源造さん。(渡辺謙さん)

そういえばこの二人、一昨年の大河ドラマ「西郷どん」で何十年ぶりかに共演するはずでした。ところがフライデーされてしまった、おりんちゃん(斉藤由貴さん)は出演を辞退。その代役が、

もうジュリーファミリーと言っていいよね、南野陽子さんでした。南野ちゃんが代役で嬉しかったわ(^-^) 篤姫が薩摩から徳川に輿入れする際の、教育係と言う役柄でしたが、南野さんは女性としての貫禄が出てきて良かったです。斉藤さんも見たかったとは思うけど。

そして、同じく渡辺謙さんもフライデーされてしまい、TV画面の中で島津斉彬を演じる謙さんを、視聴者としては、どうしても色眼鏡で見てしまいましたわ。皮肉なことに おりんと源造の二人は、30年後にフライデー仲間となっていたと「はね駒」観ていて急に思い出してしまいました💦 

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