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芸能キング「キネマの神様」

2020年05月24日 | キネマの神様、2021年公開

一昨日の5月22日金曜日、この日は本当は刈谷市総合文化センターで、ジュリーのライブの予定でした。NHKホールが落選しての振替だから、席はかなり期待していたんですけどね・・。

その同じ日の金曜日に、地元の大阪朝日放送の夕方のニュースワイドショー「キャスト」の芸能コーナーで「キネマの神様」でジュリーが代役を務める報道がありました。中身は10分ほどもあって画像もタップリ。

リモート出演で語るのは、芸能リポーターの井上公造さん。所々、それ違いますという、ファンにはわかる間違いも。(^^ゞ 特に目新しい話題はなく、週刊誌報道とそれほど変わりませんでしたが、せっかくなので。 以下、正確ではないですが。



※コーナーの前ふり

(アナ)志村けんさんの遺志を継ぎ、映画「キネマの神様」で
代役を務める沢田研二さん。15年ぶりの映画出演決定の
裏側には、まるで神様に導かれたような物語がありました。
二人を取材し続けてきた公造さんが知る
50年来の絆とは?

(CM)

※毎週金曜日に井上公造さんが、一つの芸能の話題を詳しく掘り下げる

金曜日は井上公造さんの「芸能キング」です

(アナ)1週間ほど前に発表がありました、「キネマの神様」は
菅田将暉さんと志村けんさんがW主演を務めるという
映画だったんですが
この志村けんさんの代役を、沢田研二さんが勤めると
公表がありました。
沢田さんは
「志村さんの気持ちを抱き締め やり遂げる覚悟です」
とコメントを寄せています。

(アナ)まず公造さん、代役を立てるのは難航するんじゃないか
という話がありましたよね。

(井上)実際に難航してたんです。僕が松竹の関係者から
3週間前に聴いてた話では、この作品は原作が
有りますが、監督が志村さんをイメージして
脚本を当て書きしていたので、なかなか他の人の
イメージがわかない。それだけでなく色々な人の名前が挙がっても
その人たちは志村さんの代役では荷が重いと言う方も多くて
でも映画会社は松竹100周年の映画を
なんとしても山田監督に撮って欲しいという中で、
沢田さんの名前が上がってきたという事です。

(アナ)沢田さんは、ほぼ即答だったそうですね。
(井上)沢田さんは誰にも相談せずに決めたという事です。
(アナ)事務所には?
(井)事務所には事後報告です。
(え~!)※周りから驚きの声
(アナ)それだけの関係性が有るという事ですよね。
関係性という事で、様々な奇跡があると言う事です。

(アナ)3つの奇跡という事で、15年ぶりの映画出演を決めた
奇跡をご紹介していきます。

 

★1つ目の奇跡

(アナ)志村さんと沢田さんの奇跡。1972年
志村さんは同じドリフの付き人の方とコンビを結成して
沢田さんの前座を務めたこともある。

(井上)志村さんはドリフの付き人をやっていて、同じ事務所、
当時渡辺プロですから、付き人どうしで結成したマックボンボンも前座を
やっていたんです
(出演者)へ~

(井上)今の方はわからないけど、昔は歌の前にお笑いの方が
前座をするのはよくあったんです。ただ
ほぼ すべりっぱなしだったと聞いています。

(アナ)ドリフで共演する前から関係の有ったお二人ですけど
1976年からはお二人で共演し始める。
なんと意外にも全員集合では歴代3位の出演回数
なんとそれが68回!

※ここでも出演者達から大きく驚きの声が上がる

思わず口を挟む、越前谷俵太さん。 

(越)おもしろかったんですよ!
(覚えてるんですか?と聞かれて)
(越)覚えてるも何も、もう志村さんがジュリーみたいだった。
二人の鏡芸があるんですよ。鏡がまるであるように
YOUTUBEにもあるように、もう 大好きでした。
ものすごい面白かったんですよ!この二人の絡みは。

(ア)名コンビだったんですね?
沢田さんと志村さんはコントというところで
気があってたんですね。公造さん。
(井)沢田さんて、ものすごく厳しいんですね。
リハーサルで完璧に仕上げていくタイプです。
ところが志村さんが作るコントは全部志村さんにおまかせで
俵太さんが言っていた、合わせ鏡コント
それ以外に、髭ダンスもあって、実はバラエティは
沢田さんはそれほどいっぱい出ないんですよ。
志村さんとだけやるんです。

ドリフの他の方とではなく志村さんとだけ。
(ア)そういう信頼関係があって、全員集合が終わっても
二人の関係は続いていきます。

(ア)割と最近なんですよね、2001年 共演されている
「ふたりのビッグショー」という音楽番組
司会が無くて、二人でやる音楽番組。
二人で「ジュリけん」というラジオ番組もスタートする。
度々、共演を重ねているんでしたね。

(井)「ふたりのビッグショー」ご年配の方は覚えていると
思いますが、1人出演が決まっていて 誰かを指名して
ショーをやるんです。沢田さんの指名は異例中の異例、歌手じゃない
志村さんを指名して「ふたりのビッグショー」を
やるんです。原点としては志村さんは音楽をやりたいから
ドリフに入ったんです。音楽に凄く詳しいから
二人のリズム感が合うんです。


(ア)沢田さんはここでも志村さんを指名します。

沢田さんが自分の大好きな人とやると心に決めて
2003年の「沢田・志村のさあ殺せ!」

(井)4~5年間か、沢田さんが毎年誰かを指名してやる舞台の
インタビューをやらせてもらいました。
2003年にお二人を同時にインタビューしたんです。
沢田さんはこだわりがあって、演出したのは久世光彦さん
「時間ですよ」「寺内貫太郎一家」を作られた久世さんが
「悪魔のようなあいつ」という三億円事件をモチーフにした
ドラマを作られた、そういう人です。

(※ここでリモート回線が止まり井上さん固まる(笑)

(井)シャイな人なんですけど、人間関係に惚れて仕事をする。
初日と二日目は全然違う舞台なんです。お互いに
アドリブとアドリブをかませていく。

(ア)そんな息の合ったお二人なんですけど

★二つ目の奇跡がこれです

(ア)沢田さんと山田洋二監督なんですけど
1982年の「男はつらいよ 花も嵐も寅次郎」この
作品に出演されている。

(※ここで若い男性アナ、やっと知っていることが出て大きく頷く。)

(ア)この山田監督だという所も大きいですね。公造さん。

(井)大きいですね。奥さんと出会えたのもこの映画で
(そういうことなんですね!!の声が上がる)
山田監督は88歳、松竹の映画を撮るということは
志村さんの事も有るけど、山田監督のためにも映画に是非出たい。
ということがあったんだと思います。

★さらに3つ目の奇跡がこちらです。

(ア)このご関係、なんと沢田さんの元マネージャーさんの娘さんが
今回、「キネマの神様」の神様のプロデューサーを
務めている方と6年前に結婚していたんです。

(ええええ~!!驚きの声)

(ア)6年前の結婚式に新郎、つまりプロデューサーの
主賓を務めたのが山田監督。乾杯のあいさつを
したのが沢田さんだった。
(へ~~)
6年前に監督と沢田さんは再会されていたんですね。

(井)そうなんです、これはスゴイ話で独立後の事務所の社長を
やっていたのはこの方で、この方のお蔭で
成功したと言っても過言じゃない。
その人の娘さんの夫がプロデューサーで
これはもう断るわけにいかない。

(越)断る理由がないですね!

(ア)本当に代役は運命のような巡り合わせだったんですが
志村さんは「沢田を上まわるスーパースターはいない」
沢田さんは、志村さんに全幅の信頼を置いていたという
ことで、この信頼関係がなくして かなわなかった代役
だったという事ですね。

(納得顔の男性アナ)

(井)まさしく「キネマの神様」がいらっしゃったという
偶然がいくつもあって、沢田さんは志村さんの
悔しさ無念さがわかるんで、なんとか精一杯に
やりとげて、山田監督のもとに作品を作り上げて
2021年の完成を目指すということです。



 

井上さんは、けっこう間違えていました。久世さんは みつひこじゃなく、てるひこです。すぐにアナに訂正されていました。ジュリー独立後の事務所の社長は森本マネではないと思います。志村さんが、音楽好きでドリフに入ったのも おそらく違うんじゃないのかな?

それはともかく、いつもジュリーのことには 思わず熱くなる井上さんなので、大目に見ます。久世さんからの紹介で、ジュリーに長年インタビューしたというのが、井上さんの自慢です。

越前谷俵太さんは、かつて 関西のバラエティではお馴染みでしたが、いったん姿を消していました。最近、またTVに復帰したなと思ったら、肩書が大学教授で 今はコメンテーターになっていました。志村さんとのコントの話しになったら、黙っていられない!という風に、いかに志村さんとのコントが面白かったかと、凄く熱心に話していました。全員集合を観ていた世代ですね。

反対に30代の男性アナは、へ~へ~っと驚くばかり。志村さんは知っていても、ジュリーとのことは初耳ばかりだったのでしょう。近頃の若い人は、もう「寅さん」も知らないそうですが、若い人に人気のある菅田将暉さんを起用することによって、広く映画を観てくれたらいいですね。(^-^)

いずれにせよ、松竹の100周年の記念すべき映画であり、山田監督の米寿の映画。志村さんの急逝もあり、いっそう特別な映画になりました。ジュリーにかかる責任の重さは測り切れませんが、成功を心から願うばかりです。

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2歳の女の子をも虜にするジュリー。さすがです

2020年05月24日 | TV・ラジオ・CM・映画

メルさんから、微笑ましいコメントをいただきました。(^^♪

『職場の同僚が、スマホの動画を見せてくれるので、
何かと思ったら、
2歳のお嬢ちゃんが、麦わら帽子を斜めに被って踊ってる!
その先のテレビの画面には、カサダンジュリー
テレビのジュリーを見て、自分で帽子を取りに行って、
斜めに被って踊りだしたとか
2歳の女の子をも虜にするジュリー。さすがです』

想像しただけで可愛いですね~!
ジュリーが「勝手にしやがれ」などで大ヒットを
飛ばしていた時代、帽子を飛ばしたり
水を噴き出して叱られるお子様が、当時は続出でした。
ジュリーはお子ちゃまのアイドルでもありました。
21世紀のお子様にもウケるジュリー、さすがです~(^^♪

今の時代に、バンバン当時の歌うジュリーの映像や
志村さんとジュリーのコントが放送されたら
また、ジュリーにハマるお子様が続出するでしょう。
ジュリーは時代を越えて魅力です✨

きっと3月に放送された、この映像ですね↑

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