あれやらこれやら いろいろ沖縄

沖縄に住み30数年の県外居住者が見た沖縄の生活や人情・自然や文化、観光。「あれやらこれやら」気ままに。

勝連半島とその周辺~平敷漁港・津堅島~

2008年10月30日 01時13分07秒 | Weblog
2日もすれば11月に入る。
北海道では初雪があったと聞いた。
沖縄もめっきり秋らしくなった。夜間の温度は25℃を越えることはなくなった。
日中温度も30℃を越えることもなくなった。これからは半袖でも長袖でもスーツでも良い季節になる。
自宅のベランダに植えたゴーヤーが未だ実をつけている。
夏の野菜であるゴーヤーだが、昨年は12月まで実をつけて、地元の友人達を驚かせた。


 伊計島からの帰路、海中道路を出て、直ぐの信号を左に海沿いを折れる。
最近出来た道を進むとやがて平敷屋漁港に行き着く。道が右にカーブと描くように内陸に向ったら行き過ぎ。眼下の建物が魚市場である。看板を良く見て。
で、何があるの?旅は自らが見つけるもの。何もなかったUターンするもよし、平敷屋漁港から津堅島行きのフェリーが出ているので行ってみてもよし。片道30分。
津堅島(つけんじま)は静かな島で、人参の島として知られている。この島のモズクは有名だ。何がある?島がある。名所旧跡を観て歩くのなら止めたがよい。

島に渡らず今来た道を引き返す。右手の海が東シナ海・金武湾である。海中道路を過ぎると向うに見えるのが旧石川市。いまは具志川市やこの勝連半島の島々と合併してうるま市となった。しばらくドライブを楽しみますか。
道なりに進めば往路で通った道と合流する。やがて旧具志川市の安慶名(あげな)に出る。時間があれば、この交差点を左折し、真っ直ぐ進めば30分ほどで沖縄市の中心地呉屋だ。

 おすすめは行き過ぎだと案内した道をそのまま真っ直ぐに道なりに進む。
「安慶名」の案内に沿って進むと勝連城と泡瀬だ。次回に。

勝連半島とその周辺~伊計島~

2008年10月25日 04時05分42秒 | Weblog
 伊計ビーチを後にして、更に伊計島を進むとここが島かと見紛うばかりの田園風景が広がる台地に出る。島の中ほどを進むと右手に写真のように「仲原遺跡」の看板が見える。記念館や広大な遺跡群があるわけではないが、竪穴式住居が数棟復元してある。遠い南国でありながら、本土との歴史的な一体感を感じる遺跡だ。道から100mも入らぬところにあるので、是非、立ち寄ってみたい。


 この直線路の行き止りに小さなホテルがある。
閑散としたティールームでひと休みするも由、遊歩道を散策するも良い。
対岸がうるま市で、旧石川市街である。
 海中道路入口からこの伊計島まで凡そ30分のドライブである。「もうひとつの沖縄」を充分満喫できるドライブとおもう。
 那覇からだとたっぷり1日のドライブ観光コースだ。走りっぱなしでは駄目。路地に入り、村落に入り、ビーチで遊ぶ。時には、行く当てもない小道に車を進めるのも良い。
 ふたりでゆくコースかもしれない。どうみたって、わいわいがやがやのグループ・団体のコースではない。ゆったり、ゆっくりとあなたの旅をする新婚さん、恋人同士、気の会った友人、連れ添った夫婦に最適でしょう。
 雨が降ると最悪。観光はどの地でもそうだが、自然や景観を主体にした時は雨天は最悪だ。そのような旅をする時は晴天日の多い時期を選ぶことだ。分かってはいるけれどついつい、生活の都合で日を選んでしまう。
 沖縄は7月にはいるとほぼ年内は晴天が多い。もちろん、間に台風シーズンがあるから大変だが、沖縄に台風が直撃する時は、本土もその影響を受けるコースを辿る。あまり気にしない方がよいのかも。

~写真をクリックすると大きくなります~

勝連半島とその周辺~伊計島~

2008年10月25日 04時05分35秒 | Weblog
 伊計ビーチを後にして、更に伊計島を進むとここが島かと見紛うばかりの田園風景が広がる台地に出る。島の中ほどを進むと右手に写真のように「仲原遺跡」の看板が見える。記念館や広大な遺跡群があるわけではないが、竪穴式住居が数棟復元してある。遠い南国でありながら、本土との歴史的な一体感を感じる遺跡だ。道から100mも入らぬところにあるので、是非、立ち寄ってみたい。


 この直線路の行き止りに小さなホテルがある。
閑散としたティールームでひと休みするも由、遊歩道を散策するも良い。
対岸がうるま市で、旧石川市街である。
 海中道路入口からこの伊計島まで凡そ30分のドライブである。「もうひとつの沖縄」を充分満喫できるドライブとおもう。
 那覇からだとたっぷり1日のドライブ観光コースだ。走りっぱなしでは駄目。路地に入り、村落に入り、ビーチで遊ぶ。時には、行く当てもない小道に車を進めるのも良い。
 ふたりでゆくコースかもしれない。どうみたって、わいわいがやがやのグループ・団体のコースではない。ゆったり、ゆっくりとあなたの旅をする新婚さん、恋人同士、気の会った友人、連れ添った夫婦に最適でしょう。
 雨が降ると最悪。観光はどの地でもそうだが、自然や景観を主体にした時は雨天は最悪だ。そのような旅をする時は晴天日の多い時期を選ぶことだ。分かってはいるけれどついつい、生活の都合で日を選んでしまう。
 沖縄は7月にはいるとほぼ年内は晴天が多い。もちろん、間に台風シーズンがあるから大変だが、沖縄に台風が直撃する時は、本土もその影響を受けるコースを辿る。あまり気にしない方がよいのかも。

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勝連半島とその周辺 ~伊計島・宮城島~

2008年10月19日 18時37分07秒 | Weblog
 写真は伊計漁港から宮城島を望む。
観光客はほとんど訪れることがない海辺の町。この集落の風情が私は好きだ。
そこには、沖縄の人々が静かに自然と共生する息吹を感じることが出来る。
沖縄を訪ねてきた友人を、東海岸方面に案内する時は必ずこの集落を訪れる。

 海中道路に入り、直線の道を奥へと進む。海中道路は交通量も少なく、直線であるのでいつのまにかアクセルを全開にしたくなる。油断していると80キロを直ぐに越える。ここは、50キロまで。常時、パトロールカーがいるのでスピードには要注意だ。
海中道路は「海中」を走っているのではない。浅瀬に土砂を積み、一箇所だけを海水が行き来できるようにした人造道路であったらしい。今のような、素晴らしい道路になったのはほんの数年前である。
 道路の両側は大潮のときなど浜遊びで賑わう。その時は、道路脇に長々と駐車列が出来るが、これにはパトカーのお咎めはないようだ。南国沖縄警察の粋な計らいだ。

海中道路を過ぎると与那城町だ。右に与那城漁港をみて進むと、やがて左手に広大な石油基地が広がる。直線の道路はカーレースにもってこいの道と錯覚しそうなくらい立派だ。やがて、この道は左に折れる。石油基地正門に突き当たる。門前を右にそれて小さな橋を渡る。渡り終えたら宮城島である。私は、この橋を渡る前の小さな港の集落がとても好きだ。いつか、一夜を過ごしてみたいと思っているが実現していない。民宿くらいはあるはずだ。
 この集落の脇を通り過ぎてゆくと、右手に海の景観が広がる。道は峠にかかり、キビ畑の道となるが、直ぐに、湾が見えてくる。
 やがて、道に突き出す大きな岩が頭上に迫る辺りまでくると宮城島とは分かれることになる。道路を覆うように突き出した岩は2億年前の岩という。
ここを過ぎると目のくらむような海を下に見る橋に行き当たる。大した距離でもないので、車を橋のたもとに停めて徒歩で渡って欲しい。
昨年のブログで、古宇利大橋も徒歩で渡るように進めたが、どの橋も徒歩で渡ってみるべきだと思う。それぞれに全く違う印象と感慨を覚えること間違いなし。
 橋を渡り切ると伊計島。2、4分で左手に、小さな海水浴場伊計島ビーチに到着する。西海岸の大きくて、雄大なビーチでなく、小さな波静かなこのビーチももうひとつの沖縄だ。時間があればゆっくり楽しんで欲しい。
 東海岸には開かれたビーチ、即ちリゾートは皆無に等しい。
それというのも、ビーチに適した砂浜はたくさんあるけれど、夏は東風が強く、波が高いためビーチには適さないからだという。だから、ビーチのあるリゾートは西海岸に集中している。
余談だが、冬になると逆になる。冬は西海岸は北西の風が強く波も高いが、東海岸は穏やかだ。沖縄の良質なモズクが採れるのは東海岸で、海中道路のあるこの与勝地区がモズクの県内最大の産地である理由かもしれない。

 伊計漁港は伊計ビーチの外れ右に折れる小さな道をに入ったところにある小さな集落だ。車でもいいが、出来るだけ歩いてみよう。静かな海辺の町だ。
「こんにちは」他所から来たものの礼儀だ、行き交う人に声をかけよう。
永住するならこの海辺がいい!
 
~写真をクリックしてください。拡大します~

 


 

勝連半島とその周辺 「海中道路」

2008年10月16日 18時05分55秒 | Weblog
那覇から車で一時間。勝連半島とその近辺はドライブだ。
高速道路沖縄北インターチェンジで降りると、そのまま真っ直ぐに進む。あとは標識に沿って車を走らせればよい。「伊計島」「勝連」「海中道路」の標識があれば、指示通り進む。

 沖縄は狭い島国だから道に迷ってとんでもないところに行くことはない。例え迷っても直ぐに国道に出られる。そうでなければ、路地に入り込むか、米軍基地の鉄条網に阻まれる。西海岸(東シナ海)と東海岸(太平洋)は一番広いところで車で一時間はかからない。最も狭い石川インターと東西に結ぶ道路は3キロという。だから迷うことを恐れずにドライブを楽しめば良い。思いがけぬ発見があること請け合いだ。

 余談は別にして、高速を降りて20分あまりで海中道路に到着する。数キロの整備された道が、海を大きく分けている。左が金武湾、湾の向こう側の岸の建物はうるま市の石川地区である。去年の春までは石川市であった。
 写真左の島が平安座島(ヘンザジマ)、右が浜比嘉島(ハマヒガジマ)だ。浜比嘉島には橋が架かり、この橋から観る海中道路は絶景だ。右に行けば浜比嘉島の猟師町である。車を降りて村落の散策をお薦めする。被写体にも事欠かない。入口の公園で海を眺めながらの、弁当も良い。最近ではコンビにでもサンドイッチや弁当が売っているので簡単にピクニックを味わえる。

 

那覇まつり:大綱引きに参加しませんか。

2008年10月09日 14時36分22秒 | Weblog
写真は昨年の大綱引き(那覇)の様子です。
今年は10月12日日曜日です。
綱引は午後15時くらいから始まりますが、国際通りでは他にも催物があります。
詳しくは下記URLをご覧下さい。(写真はクリックすると大きくなります)

http://www.naha-navi.or.jp/naha_matsuri.html

 10月に入り、那覇もすっかり秋らしくなりました。
これから、日本晴れの蒼空がひろがり、海はまぶしいばかりに輝きます。
さんご礁の海の美しさは晴れた日にこそあります。

 那覇祭りのメインは何と言ってもこの「大綱曳き」です。
10月12日は那覇の大動脈58号線は、那覇市の中心で交通止めとなり、人、人で溢れます。誰でも参加できます。皆さんも是非、参加してみてください。
綱引が終わると、手に手に持ってきたナイフで綱を切り取ります。そして、持って帰り、飾ります。魔除け、招福などのご利益があるといわれています。
自宅や事務所に飾るのです。

 この連休に沖縄に来られる方は、車を捨てて軽装で歩きましょう。
国際通り、58号線松山・久茂地界隈、そして奥武山公園。
楽しいイベントがあります。上記URLを参考にしてください。

 気候のよい10、11、12月は沖縄は楽しい祭りが目白押しです。その中でも「那覇大綱曳き」は、是非、体験してください。


これが沖縄の文化だ、再発見!

2008年10月01日 10時06分47秒 | Weblog
隣家の庭先のパパイヤの木。
パパイヤには野菜パパイヤと果物パパイヤがある。
大体、路地や庭に1,2本ひっそりと立っているのでなかなか気付かないが、
注意してみると那覇の街中でも見ることができる。
パパイヤは肉と一緒に煮ると肉が柔らかくなり、肉が美味しくいただける。



 先日のブログで、20年居ても沖縄が分からないと書いたことがある。
昨夜、最近、頻繁に出入りするようになった屋冨祖の居酒屋スナックでのこと。
カラオケもたっぷり歌い、酔いもそろそろ廻りかけたので帰ろうということになった。
昔なら、「まだ酔ってないから大丈夫!」と、氷水をグイッと一杯飲み干して運転して帰ったものだが、最近の沖縄も、ご他聞に漏れず、飲酒運転取締りが厳しくなり、代行運転を使うようになった。
友人は代行を店のママに頼む。
「25分くらいですって」とママ。
「40分くらいになるな」とぼく。
「そんなことはないでしょう」としばらく「ウチナータイム」(沖縄時間)について議論。
そのうち、友人が
「どうして、40分というのだ」ときた。
「ある日、台風が近くなり雨風が強くなったのでタクシーを呼んだ。4,5分で迎えにいきますというから表に出て待っていた。10分待てども来ない。その間、空車が何台も目の前を通り過ぎてゆく。15分くらい経ってようやく来た。後日、別のタクシーに乗ってこのことをタクシー運転手に話すと、少々遅れたって予約したお客だから待っていてくれる、とタカをくくっているんだよ、といわれた」
そうしたことで、君の代行車は40分になる、と言ったんだ、と。
「あれ、4,5分で来なければ別の車に乗ってしまえばいいじゃない」
と友人、
「えっ~?」

 遅れてもけんかにならない、待ってなくてもなくてもけんかにならない。
何だか沖縄の何かが分かったような気がする。
わが故郷では、遅れたら怒鳴られ、待ってなければ大変ことになる。
また少し、沖縄の心がわかったような気がする。

在住、23年目。