あれやらこれやら いろいろ沖縄

沖縄に住み30数年の県外居住者が見た沖縄の生活や人情・自然や文化、観光。「あれやらこれやら」気ままに。

沖縄の行事~旧暦3月3日は「浜下り」女性の行事~一年で一番の大潮の日

2015年04月22日 17時10分12秒 | Weblog
 旧暦3月3日(4月21日)は「浜下り(ハマウリ)」。
沖縄・奄美大島・徳之島では女性の災厄除けの風習が行なわれる。
 旧暦3月3日は一年の内で潮の干満の差が一番大きい大潮である。
この日、女性たちはご馳走を作り、海浜に出かけて手足を水に浸して身を清め、健康を祈願するという風習だ。
北は奄美大島から徳之島、沖縄本島、宮古島、八重山諸島で広く行なわれる。
 浜下りの呼び方は地方によって異なる。
奄美大島、徳之島、沖縄本島ではハマウリ、ハマオリ、宮古諸島ではサニツ、八重山諸島ではサニズという。

 昨日、4月21日、「浜下り」の様子を見に行くつもりであったが、朝から雨が降ったり止んだりの天候だったので出かけるのは止めた。
突然の雨で、公園に飛来する鳩たちがいつものように雨宿りをしていた。
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 平成23年4月5日、「浜下り」に同行した時の海の道での引き潮の様子。
その時書いたブログ。

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 アカマター(蛇)が美男に化けたマジムンの子を身ごもった娘が、海に飛び込んで身を清め、アカマターの子供を流したことが浜下りの由来である。
NHK沖縄が夕方6時10分からの地方版で、沖縄方言(シマクトゥバ)による昔話を放映しているが、その中に最近放映した「浜下り」の由来となった昔話があった。
絵本のようになっている。ここをクリック。


 午後から雨も上がり、近くを散策する。
近所でみつけたバナナの花とさくらんぼ。
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 きょうも朝からどんよりとした薄暗い曇であった。こんな日は気持ちまで沈んでしまう。
雨滴がいまにも落ちてきそうな肌寒い風が吹いているが、時折聞えてくる公園で球遊びをしている元気な子らの元気な声にほっとする。

 今朝、シャワーを浴びているとき、ふっと口ずさんでいた歌に気付き、何でこんな歌を思い出したのかと我ながら驚いた。
半世紀以上も歌った事のない歌だ。
朝食もそこそこにYouTubeで探し当てた。
「朝はどこから」だった。
最近、こうしたことがよくある。
ボケ始めると、近い出来事は忘れ、遠い日の事を思い出すと聞いている。
こりゃ危ないと、一念発起し、パソコンに向った。



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沖縄の観光~58号線を北上・紺碧の海が眩しい~ウエディング専用ホテルアイネス ヴィラノッツエ沖縄

2015年04月10日 21時08分02秒 | Weblog
 春が来たと思ったら、夏日、真夏日と天気の変りようはめまぐるしい。
「明日、名護に仕事で行く。小一時間で仕事は終わるので、久し振りにドライブでもしないか」
と、友人から声がかかった。
真夏日が続く好天日。快諾した。

 彼の車を待つ間、みつけた「琉球朝顔」と「アカギ」が切り株から新芽を出していた。

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 琉球朝顔はコンクリート壁と塗装道路の隙間から芽を出している。
ここは、一昨年、雑草を取り除き補修した場所なのに、どこから芽を出したのだろう。
いつもの通り道でありながら、花が咲いて初めて朝顔が繁茂していることに気付いた。
 アカギは並木のうちの一本である。
毎年のように枝を切り落とすが、夏を過ぎる頃には歩道を覆う程に枝を張り日陰をつくる。
そのうちの一本の太い幹を切り落としたものであろう。
皮から芽を出す様はよくみるが、切り株の割れ目から新芽を出しているのは見たこともない。
アカギはたくさんの実をつけるので、割れ目に落ちた実が発芽したのだろうか。
琉球朝顔にしろ、アカギにしろ、旺盛な生命力には目を瞠るばかりである。

 近年、北上する58号線の恩納村に
数本のバイパスが開通した。
所要時間の短縮にはなったが、時間があるときは海岸沿いの旧58号線を走る。
この日、4月3日は海沿いの旧58号線を北上した。
日光が射す海は青、緑、黄色と虹色をなし、輝いて美しかった。
砂浜も眩しく、目を射るほどだった。


 58号線からの至る所から本部半島が見え隠れする。

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 名護市に近づいた。遠く白亜の建物はブゼナリゾート。

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 名護湾を縫うように走る58号線。許田のインター入り口を過ぎたところからの名護市街地。
久し振りの風景をみながら車窓から入る風邪が心地よかった。
数十年前、名護湾にはイルカが大量に押し寄せたという。
イルカ漁で海が真っ赤に染まったというが、今ではイルカの姿をみることもない。
湾岸道路が市街に入る直前に大きなイルカのモニュメントを見るだけだ。

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 名護市に入り、右手に名護市役所を過ぎると、やがて真っ直ぐな国道58号が右手に曲がってゆく。
その交差点で、右に行かず58号線を離れて直進し、本部半島周遊道路に入る。
このルートは海岸線沿いで海洋博公園に行くルートでもある。
屋部の村落を抜けると、やがて左手に海が広がる。
対岸のやまなみは恩納村だ。麓には58号線が通っている。

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 58号線を離れて10分ほどで、海岸沿いに「アイノスヴィラノッツエ沖縄」(クリックするとホームページへ)が見えてくる。
結婚式専用ホテルである。
結婚式場を備え、新郎新婦と結婚式に参列する人だけが宿泊できる施設である。
玄関とロビーからの眺めが新婚にふさわしい爽やかな施設である。
友人の仕事の目的がここだった。小一時間ほど周辺を散策した。

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 やんばるをドライブした帰りには、必ず、名護湾に面した「道の駅許田」に立ち寄る。
名護市街を出て道の駅の間は、数十年前までは「名護の七曲がり」といって、道幅の狭い道路であった。
沿道には百合の花が咲き誇る時期もあったが、今はその面影もない。
名護湾の向うに見える本部半島は、いまでは懐かしい景色になった。
 店頭にはヤンバルの果樹や野菜類の他、海産物、お菓子、などが並べられている。
食堂もあり、昼時には「味噌汁」、「おきなわそば」、「ソーメンチャンプル」などをよく食べたものだ。
ここ数年、小饅頭を買って帰る。何という饅頭だったか名前は忘れたが、素朴な味で美味い。
 ここにある宝くじ売り場は、ジャンボ宝くじの1等当選者がよく出るということでも有名だ。
那覇方面からも買い求めに来る。
この日、当選確率が全国一であるという大きな看板が出ていた。

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ウエディング専用ホテルアイネス ヴィラノッツエ沖縄





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