団塊シニアのひとりごと

定年退職して14年目になりました、定年後の生活で
日々感じたことを伝えたいと思ってます。

安楽死について思うこと

2020-08-21 05:43:11 | 

難病の筋萎縮性側索硬化症(ALS)の女性患者に頼まれて殺害し

として医師2人が今月嘱託殺人罪で起訴された、女性は病気に

みSNSに安楽死を望む書き込みをしてたいうが日本では安楽

(積極的安楽死)は認められてない。

 

この事件に関しては「もし安楽死が合法だったら私も書類にサイ

していたかもしれない」「生きて苦しむか、死んで苦しみから

解放されるかの二者択一に陥り思いつめたのではないか、病を抱

えながら充実した生活を送る第三の選択肢、患者同士の交流があ

ば結末は違ったのではないか」という同じ病を抱えてる二人の

体験談が掲載された記事が印象に残ってる。

 

10年前に亡くなった私の父は晩年、気管切開をして人口呼吸器

につながれ、手にはミントがはめられた状態、痰がつまらないよ

う数時間ごとに痰を吸引、最後に対面したときは苦悶の表情の父、

さぞかし苦しかったのではと今でも延命治療を選択したことを後

悔してる、私自身72年も生きてると多くの死を見てきた、安ら

かな旅立ちが理想だけれど、私の経験ではそういう人は極めて少

なかった、賛否両論あるかと思う、しかし最期に苦しみから逃れ

る選択があってもいいのではないかと私自身は思っている。