人間は生まれてから死ぬまで多くの人と出会う、血縁関係、近所、
小学校から高校そして大学、知り合う人はどんどん増えていく、
楽しい思い出、つらい思い出、若い時はやたらと友人が増え仲間
が増えていくものである。
学校を卒業して就職し、どの部署に配属されどんな人と知り合い
になるかは会社側の問題で本人の選択で決まることは少ない、転
勤も自分の意志で決まるわけではない、そこで知り合う仕事仲間、
人と人との偶然のかかわり、これが縁なのだと思うことがある、
もし会社の都合で全く別の部署に配属になってたら、まったく違
うサラリーマン人生だったかもしれない。
そう考えると結婚だってそうだ、この世界に何億という男と女が
いるのになぜ私は妻と知りあったのだろう、妻も同じように思っ
ているだろう、ほかにもっといい相手がいたかもしれない、また
逆に他の相手でなくて幸せだったかもしれない、こればっかりは、
わからない、振り返ってみると人と人との出会いは不思議なもの
で、その出会いを縁として大切にすることが人生なのかもしれな
い。