マイペースで行こう

東村山市内のキリスト教会の牧師のブログです。更新も内容もマイペースですが、18年目に入りました。

三役スペシャル

2017-06-22 12:22:14 | 神学校・講座
毎週火曜日の午後は、研修生会の時間。
神学生の自主的な活動に当てられています。
その研修生会の枠に、前・後期それぞれ1回ずつ「三役スペシャル」という企画が行われます。
私は昨年後期から研修生会三役になりまして、企画する側になっています。

ちなみに前回は、「聖書翻訳」をテーマにした講義をT先生にお願いしました。
今回は、趣向を変えて、研修生同士の小グループでの語り合いの時間に。
テーマを「伝道」とざっくり定めて、各自の経験や問題意識などを分かち合って頂く機会にしました。

この時間は授業ではありませんし、リフレッシュの意図もありましたので、茶菓の用意もして、ゆったりと語り合いました。
テーマ設定も緩やかなので、グループごとでいろいろな話題に発展していったようです。
時折、大きな笑い声が起きているグループもありました。
今回はゆる〜い企画でしたが、ひとりひとりに何かしら意味のあるひとときになったのでは...





『三役スペシャル』が終わって、ホッと一息つきました。





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どうつながるのでしょうか

2017-06-17 00:36:37 | コラージュ
'μεν ουν' という語句は、新約聖書で39回、そのうち27回が「使徒の働き」で使われています。
「使徒の働き」は、ルカによる初代教会の歴史の記録です。
その記録を見ると分かるのですが、当時の教会や弟子たちにもいろいろな出来事が起こりました。
それらの出来事と出来事をつなぐ接続詞として、この'μεν ουν' が使われています。

'μεν ουν'について『新約聖書 ギリシャ語小辞典』(織田昭 編 / 教文館)で、こう説明しています。
「前に述べて来たことをまとめて更に何かを紹介する」
「一方を予備的に対照させて次に来るものを結論的に強める」

一例として...
使徒の働き14:1-3
「イコニオムでも、ふたりは連れ立ってユダヤ人の会堂に入り、話をすると、ユダヤ人もギリシヤ人も大ぜいの人々が信仰に入った。しかし、信じようとしないユダヤ人たちは、異邦人たちをそそのかして、兄弟たちに対し悪意を抱かせた。『それでも』、ふたりは長らく滞在し、主によって大胆に語った。主は、彼らの手にしるしと不思議なわざを行わせ、御恵みのことばの証明をされた。」

使徒の働き8:1-4
「サウロは、ステパノを殺すことに賛成していた。その日、エルサレムの教会に対する激しい迫害が起こり、使徒たち以外の者はみな、ユダヤとサマリヤの諸地方に散らされた。敬虔な人たちはステパノを葬り、彼のために非常に悲しんだ。サウロは教会を荒らし、家々に入って、男も女も引きずり出し、次々に牢に入れた。『他方』、散らされた人たちは、みことばを宣べながら、巡り歩いた。

聖書の記録を見ても、当時の教会や弟子たちにとって好ましい状況や出来事ばかりだったわけではありません。けれども、その次の出来事がどう続いたのかに神の御業が現されていきます。

神のご計画の中で、「一つ一つの出来事がつながっている」ということを思い巡らしながら、コラージュを作ってみました。



私たちの信仰の日々や教会の歩みは、今後どのようにつながっていくでしょうか。
主への信頼と希望をしっかりと保っていたいものです。

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体育

2017-06-15 23:38:28 | 神学校・講座
私たちの神学校では、不定期に体育の時間があります。
カリキュラムではなく、神学生の自主的な活動(研修生会)の一環です。

先日、その体育の時間で卓球をしました。
4チーム対抗で総当たり。
1チームはダブルス3組で、その勝ち数で競いました。
経験者ばかりでなく、みんなで楽しむことができました。

ちなみに、係になった方々が順位ごとに賞品を用意してくださいました。
私の入っていたチームは見事優勝!
お菓子と十字架のストラップとステッカーを頂きました。



ステッカーのイラストに和みました。
神さまが私たちのことを顧みて、心に留めていてくださるとは幸いなことです。
神さまの恵みの下で、良き交わりの日々が与えられ、感謝しています。
この神さまの恵みを分かち合い、お届けできますように。

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特別講義

2017-06-06 23:19:45 | 神学校・講座
今日は特別講義の日でした。
T先生が『アッカド語の基礎を学ぶ ーその聖書釈義における意義を考えつつー 』と題して講義してくださいました。

今日は、序論ということでアッカド語という言語の特徴や歴史などでした。
北西セム語に分類されるヘブル語、アラム語、ウガリト語等に対して、アッカド語は東セム語なので、言語的にはいくらか遠いことになります。
ただしアッカド語は、紀元前二千年紀~千年紀にかけて、古代オリエントの公用語になっていたそうで、社会的、歴史的には関係性があるということでした。

今日のクラスの終わりの方で、「実際に楔形文字を書いてみましょう」ということになりました。
粘土と割り箸が配られて、ハムラビ法典の例文を見ながらやってみました。
不器用な私は、どうもそれらしくできず…
悪戦苦闘した割に、うまく書けませんでした。
残念。

あとでもう一度トライしましたが…

うーん、どうもイメージどおりにはいきません。


それはそうと、明日も特別講義の続きになります。



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卒論 第一次梗概の提出

2017-06-05 22:00:03 | 神学校・講座
先週は、卒論の第一次梗概の提出締切でした。
テーマの提出と担当教師の決定から、また一歩進んだところです。

もともと私は、「牧会カウンセリング」や「聖書的カウンセリング」に興味があります。
それで、聖書そのものの釈義から「牧会カウンセリング」や「聖書的カウンセリング」を論じることはできないかと思っていましたが、今回の卒論で取り組むには無理だと判断しました。
結局、旧約聖書の「助言(する)」等に訳されるヘブル語[עצה , יעץ]の語彙研究をした、2サムエル16-17章のアヒトフェルとフシャイの助言の場面に絞って取り上げることにしました。

通常の授業期間中はあまり集中して進めることができていませんが、ペースを作っていきたいと思います。



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