写真は先日の歩くまい会で行った小松市原町(昔は弥陀ヶ原と呼ばれた)の「仏御前」生誕地である。
平家物語にも出てくる「仏御前」は「平清盛」に「舞の上手い絶世の美女」とまで言わしめた綺麗な女性だったらしい。
この地に生まれたとして現在は写真の林 邸が「尊像」を守っている。
玄関前には大正時代に建立された650回忌記念碑と右奥に昭和後期建立の750回忌記念碑がある。
地域の人が800年守り続ける事は凄いことである。
以前の歩くまい会では白山市木滑の「木滑神社」で仏御前が平清盛の寵愛を受けて授かって産んだ場所にある安産石を見学した。
出産後に原町に移り住み23歳で亡くなっている。(子供は直ぐに亡くなったという)
加賀美人のルーツは意外と800年以上前の仏御前にあるのではないかと思う。
ボランティアで案内されている林邸は現在改装中、全国から訪ねてくる方が多いらしく丁寧に説明してもらうと気の毒になってきた。
地域と行政が連携して守っていく時期に来ていると思った。