金沢市立玉川図書館夏季展「白山への道と信仰」を見て来た。
白山山頂へ登る道は加賀・越前・美濃國からの禅定道があった。
今回は金沢からの「加賀禅定道」についての絵図・史料・信仰資料などを展示している。
犀川べりにある「蛤坂」を起点に寺町から鶴来までは「鶴来往来」を通り、吉野・尾添から白山に達する禅定道である。
街道沿いの風景や名所の絵図や前田家が参詣した時の日記などもある。
珍しいのは「白山雷鳥鎮火符」で雷鳥は天に最も近い鳥として雷を避けるお守りとしたようである。
昨日は富山県民が怒っていると書いたが今日の新聞は石川県知事が怒っていると報道している。
国際美術館の理事長が「石川県立美術館なんて誰も行かない」と発言したからである。
理事長の出身地が富山県だから余計に頭に来るのだろう。(発言は撤回して謝罪した)
白山開山1300年イベントが石川・福井で開催されている。
長い歴史からみれば、小さなことに見えてしまう。