昨晩、加賀市山代温泉の祭り「山代大田楽」を見て来た。
28~29日で台風が心配されたが滞りなく行われたらしい。
今年で23回目の開催、最初に見た時は幻想的な祭りに感動し今回は2度目の観賞である。
夕方6時に行った時は服部神社前は通行止めになっていたが、8時から演目が始まり最後は観衆と一緒に踊る乱舞で1時間半の大田楽が終了した。
田楽は平安時代に全国的流行した芸能で次第に姿を消していたが、八世野村万蔵らが現代的な演出を加えて再生して23回になるという。
九世野村万蔵氏の開会説明によると田植えなどの祝祭で、田楽は食べる田楽やおでんと大きな関りがあるという。
子供の頃は、いものこ(さといも)・みょうが・こんにゃくに味噌を付けて焼いた田楽はをよく食べた。
おでんは昔「おでんがく」と言っていたものが「おでん」になったらしい。
いずれにしても日本人の心をくすぐる演舞は永遠に残していってもらいたい。