石川県立図書館の企画展示「弥郡文書~県指定文化財~」を見て来た。(写真)
弥郡文書はいやごおりもんじょと読み能登國鳳至郡大沢村(現輪島市大沢町)の地頭であった弥郡氏に伝来し今般県立図書館へ寄贈されたので一般公開することになったらしい。
昭和57年に県の有形文化財に指定されているが所有者が替わりながらも保存されていたのである。
「弥郡」の姓は珍しいが資料によると武蔵國の武士団後裔で武蔵國比企郡(現埼玉県東松山市)から能登に移り住んだ可能性が高いとある。
能登守護の畠山氏吉見氏などからの古文書ばかりの展示である。
解説文もあるので関心のある人は値が分かると思う。
12月27日まで開催されている。