東京から金沢へ移転する国立工芸館の建物の工事が完了した報道があったので金沢市出羽町の現場を見て来た。(写真)
近くの県立能楽堂の横にあった明治時代に建てられた旧陸軍第九師団司令部庁舎と金沢偕行社を解体移転して渡り廊下で繋ぎ国立近代美術工芸館として来年夏にオープンする。
国立工芸館は日本海側初の国立美術館で県立美術館と県立歴史博物館の間に建築されたので本多の森の中核になる美の殿堂になる。
一般向け内見会案内チラシを貰っていたが申し込みは10月末で終了してから気付いたので残念ながらオープンまで中には入れない。
今日は県立美術館で名品美術展開会式が行われるのに合わせて東京からエライさんが来られるらしく工芸館前には多くのテントが張られて緊張感が漂っていた。
明治期の洋風建築が美術館になるのだから建物・展示品とも格調の高いものになるから完成したら是非とも鑑賞したい。