OL主婦の小さな幸せ。

日々の出来事や小さな幸せ、お出かけ、身近なエコ、環境問題、フェアトレード、鳥のこと、アロマなどを綴っています。

食品添加物のハナシ

2009年11月13日 | 環境問題・食
私は週2位の割合でOL 、土日祝は自然食品店で働いています
つまりはダブルワーク・・と、それはどーでもいいのですが
自然食品店では食品や化粧品についての知識も必要なので、昼休みに食品知識のファイルを読んだり、
疑問に思ったことは社員に聞いたり、直接メーカーへ問い合わせしたり、帰って自分で調べたりします。

今日はそんな中で知り得た食品添加物について。


食品添加物とは、、、

「食品の製造過程においてまたは食品の加工や保存の目的で、食品に添加、混和などの方法によって使用するもの」食品衛生法より。

表示方法は、、、

★「物質名で表示するもの」・・食品添加物は原則物質名で記載が定められている。
しかし簡略名が可能なものも。※「L-アスコルビン酸ナトリウム」→「ビタミンC」、「炭酸水素ナトリウム」→「重曹」など。

★「用途名を併記するもの」・・物質名に加えて用途名の記載が必要なもの。
※保存料(ソルビン酸K)、甘味料(ステビア)など8種

★「一括名で表示するもの」・・物質名の代わりに種類を示す一括名での記載が可能なもの。
※PH調整剤・かんすい・イーストフード・調味料(アミノ酸等)など14種
~厚生労働省HPより~


ウインナーの原材料名。添加物が物質名・用途名を表記・一括表示、どれも載っています
それだけ添加物が多いということでもコレ、まだ少ない方かも・・
ちなみに原材料名は、食品添加物とそれ以外の原材料に区分され、それぞれが多い順に記載されています。


食品添加物は大別すると、
化学合成された添加物天然由来の添加物があります。
前者は石油などを原料として合成されたもの、
後者は食品や植物・樹木などを原料として作られたもの。

ただ・・
添加物が天然由来の原料だとしても、化学的に抽出して作られているものもあれば、
ばら売りなど添加物の表示を免除されている場合もあるし、
酸化防止剤としての「トコフェロール(ビタミンE)」や「ビタミンC」などは化学合成型と天然由来型があったりするし、
消費者にはわかりにくいのが現状です。

でもわかりにくいながらも少し気にするだけである程度、避けることはできます

その方法は、
数年来のブログ友達まささんの健康・薬・美容のあれこれ成分表示あれこれ~食品2の記事にわかりやすく書かれています
また、まささんの「これだけは知っておきたい食品添加物その1その2」では危険性の高い組み合わせや買った場合の対処法など、すごく参考になりますので是非ご覧下さい


食品添加物の氾濫の背景には、経済優先・高度経済成長期の大量生産・大量消費があるようです。
食品添加物によって工業的な大量生産が可能になり、安く・はやく・大量に提供することが可能になったとのこと。
誰が悪いというわけではなくその方が売れるので、企業もどんどん使うわけです。
このままでは一層大量生産が促され、それは大量消費・大量廃棄を生み、膨大なエネルギーが消費され、環境破壊につながります。


日頃私も、添加物の少ないものや無添加・減農薬・無農薬を意識した食生活を心がけていますが
最初からそうだったわけではなく、今でも食費の許す範囲内です

避けられないけど限られた中で
・原材料を必ずチェックする
・加工品に頼り過ぎない
・激安品には裏がある

それを念頭においています。

私の場合、子供がいないので添加物なんてそんなに気にしなくても・・なのかもしれません。
気にしたところで小さい、と言われるかもしれません
でも今まで体内に蓄積されてきた化学合成物質をこれ以上増やしたくないし、
(私の年代はもはや、添加物の摂取が人間の浄化作用を上回ってると思う)
石油の無駄遣いやCO2排出・環境汚染を加速する側にはなりたくない、と考えます。

それに無農薬栽培を始め、添加物を使わないで食品を生産している方々は、ただバカスカ売れればいいということでなく、人の健康や地球の未来のことも視野に入れている方が多いです。
そんな生産者の方に1票入れたいというのもあります

日々の食品選び、体のためにも環境のためにも原材料をチェックすることから始めてみませんか~
コメント (6)
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