OL主婦の小さな幸せ。

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ノスタルジック東京20~1958年竣工☆大手町ビルヂング~

2018年01月08日 | ノスタルジック東京

本郷在住の頃、父の仕事(自営業)を手伝っていた時期がありました。
結婚前に2年、結婚後は3年。

父の仕事の、大口の得意先が大手町ビルヂングという横長のビルの中にあり、
父はほぼ毎日、私も朝イチで書類を取りに行ったり外回りの最後に届け物をしたりと、頻繁に訪れていました。

先日、品川へ用があったので、東京駅へ足をのばし大手町ビルヂングまで歩いてみることに。
(寒いので地下から)



大手町ビルヂングは1958年・昭和33年竣工、東西200メートルに及ぶ長さは、その当時は東洋一とうたわれたそうです。
都心のビルというと高さを競いあってきた歴史がありますが、ここはものすごく横に長いのです。
日本で初めて、全館冷房を取り入れたビルでもあります。




東の出入口から西方面に向かってカメラを向けても、反対側の出入口が見えません。

昔はこの先に明治屋があったけど、もうなかったなぁ~・・


ではこのビルのレトロ要素をご紹介。

まず、そもそものビル名。

目立つところには大手町ビルと表記されていますが、昭和レトロ好きは見逃しません。
というか20年以上前から知ってました(笑)こことここにビルヂングの文字があることを。
ちょっと見づらいけどここ。


あと、ここ。

今回は探してないので、もっと別の場所にもあると思います。

こちらは公衆電話があったと思われる場所。

まだ携帯電話が普及してなかった頃、出先から父に必ず電話を入れていました。
(他に寄る得意先や取引業者はないか)
ここで公衆電話を使ったような記憶があります。 

※このパターン、前にもどこかで紹介しました^^;
哀愁(かつてそこには・・)



ビルの中央よりちょっと東にあるエレベーターホール。
ちょっとした吹き抜けになっていて、2階が円形なのも当時としては贅沢な造り。

そういえば大手町ビルヂングはエレベーターがたくさんある印象です。

階段もどことなくレトロ。



下から階段を眺めてみました。
こんなことする人、いないだろうなぁ笑


 
地下に続く階段の天井も波打って昭和っぽい。
こうすると圧迫感がやわらぐのかな?



地下2階にある喫茶店のサンマリ
その昔、父と入ったことがあり懐かしくて入店しました。



ビルの窓にはガラスブロックも多く使われていて、これがまた昭和感を強く感じます。

ちなみにこの日は年末で、休みに入っている会社もあり地上は比較的静かでした。
地下1階・2階は飲食街、地下2階は丸ノ内線直結なので、それなりに賑わっていましたが。

昭和の中期、1958年から大手町の歴史を見てきた大手町ビルヂング。
高さはどんどん周りに抜かされ続けているけど、この横長な存在感はまだまだどこにも負けていません。
懐かしさと、そこに変わらずにあった安堵で満たされた散策でした~
 

コメント (2)
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