おじさんの外食

営業なので外食が多いですが、ラーメンと辛いものと名古屋めし大好きおじさんのランチを中心に紹介した不定期ブログです。

若鯱屋

2011-12-14 06:52:28 | うどん・きしめん

今日紹介するのは、千種区にある若鯱屋です。池下駅を北上し清明山の手前にお店はあります。

駐車場もあります。



メニューです。ご飯を除きうどんメニューだけです。
カレーうどん700円と小ライス150円を注文しました。お昼前の入店でしたがほぼ満席。全員がカレーうどんを注文しています。


カウンター席10数席のみの狭い店内です。カウンター後には待合席が準備されています。
カウンターの上には一味唐辛子のみです。お茶はセルフサービスで自分で取り注ぎます。


5分待たずしてご飯が来ました。ご飯だけ先に来ると冷えて嫌だな~と思っていると

カレーうどんも直ぐに来ました。はや!何でこんなに早いの?という感じです。
いろいろなカレーうどんを食べましたがこんなに早く来るお店は初めてです。このペースでは回転は速そうです。


麺は、太手打ち麺、具材は、牛肉、ネギ、カマボコ、特徴あるのは大きな油揚げです。

肝心の味は、だしが良く効いたカレースープです。とろみは、そこそこありコテコテでもシャビシャビでもない
ちょうど良い加減です。ふわふわの油揚げがとても美味しかったです。
スープを飲み始めると止まりません。飲み干しました。

行列店で有名です。食べた直ぐは感じませんでしたが、少し経つとまた食べたくなる不思議なカレーうどんです。
リピーターが多いのも納得しました。

若鯱屋のウンチク 美味しい若鯱屋と不味い若鯱屋
数十年前、黒川で美味いカレーうどんの店として評判の「若鯱家」という店がありました。
このカレーうどんは、瞬く間に名古屋人の評判となり、行列のできる店として有名になりました。
ここの味を生み出した創業者は、4人の愛弟子をもち、1人前になると暖簾分けを許して若鯱屋の味は黒川を含め、
4店に受け継がれました。その頃、黒川店の店で働いていた1人の社員が「若鯱家」の商標を自分で登録してしまいました。
創業者は怒り彼を店から追い出したのですが、その後、追い出された彼は「若鯱家」をフランチャイズ化し、多店舗展開を
始めました。商売は成功を収め、今日に至っているのですが、元祖若鯱屋の味は引き継がれていません。

黒川のお店は、鯱ノ屋として、残りの3店は、名東区の極楽、今日紹介した千種区の清明山、犬山の楽田で若鯱屋として
営業しているそうです。これらの4店が美味しい若鯱屋と呼ぶそうで、この4店を制する事で名古屋のカレーうどんを
語れると言う人もいるそうです。チャレンジ魂がムクムクと湧いてきました。

愛知県名古屋市千種区上野1-7-22

59魂

コメント
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