アタッて砕いてみる!

オバサン奮闘記

中村座・十八代目勘三郎

2014年10月23日 | 感激!
              映画で歌舞伎;法界坊・・       

若くして亡くなってしまった十八代目勘三郎。

先日、遂に中村座での舞台を見損なった法界坊を、月いち歌舞伎と言う映画会社の企画で、舞台を記録した映画を見て来ました。

テレビで知る限り、江戸弁で洒落た会話が魅力の勘三郎が良い役者になっているなあと・・思っていました。

勘九郎の頃、○○ちゃん、空を飛ぶ・・(題名が良く覚えておりません)とか言う映画に、たしか主人公の子役で出演していた様に思います。

                                    

妻の好江さんが出された本では、壮烈な闘病生活が記されて、役者であることの凄まじさを感じさせます。

                                                

舞台でしか見せない身振り、饒舌なせりふと憎いアドリブ、笑い。

観客の”面白い舞台を魅せて貰おう”とする熱い思いに包まれながら、”目一杯魅せてやろう!”とする役者魂。

中村座の舞台を包む熱気が伝わります。それは、観客の一部となって映画の中に入り込んでしまう様でした。


惜しい・・・

上映が24日迄となっていましたが、今日ホ-ムぺ-ジを見たら、31日迄延長上映になっていました。