昨年の大晦日に行われた二試合は、痛快で久々にエキサイトする試合でした。
始めにWBC世界Sフェザ-級タイトルマッチ・・ 三浦隆司(王者・帝拳) VS × ダンテ・ハルドン(同級2位・メキシコ)
王者・三浦隆司がダンテ・ハルドンを9ラウンド55秒TKOで下し、2度目の防衛に成功した。
お互いパンチの応酬で、身長も腕も長いダンテが、終始三浦に押されていた。
9Rで左右の連打を受け、四つん這いになったダンテはTKOで敗退。鼻を骨折した様子でした。
しかし、お互いのいつ出るかわからない 強烈な一発 を敬遠するように続いた試合は手に汗握るもので、
おばさんがボクシングを観るキッカケとなった”ファイティング原田”の11R、相手コーナーに追い詰め、
80数発もの左右連打を浴びせ19歳で世界フライ級王座に初挑戦しチャンピオンベルトを手にした試合を思い出しました。
次の試合はWBA(世界ボクシング協会)
王者:内山高志の余裕ある戦いと顔の形が変わるまで殴られても、前に出続けた金子大樹。
3回に右まゆから流血、4回に鼻血。左目は腫れふさがって、その顔はじゃがいもの様。
「強かったな。効いたよ。痛かったよ」と試合後、内山から耳元でささやかれたとか。
11Rで王者内山を一時ダウンさせ、会場はどよめいたが、ゴングで時間切れ。最終ラウンドでは死闘か・・
否 王者は余裕の笑みでリングに立ち、金子のパンチを交わして行き、見事王座を守った。
ジャッジ判定後、敗者となった金子は王者:内山に拍手を送っていました。
むむむ・・日本人の体力向上恐るべし、昔の試合はすぐにスタミナ切れで、クリンチが多かったのです。
足を良く使い、気持ちのいい試合をするファイタ-だと思いました。次は金子vs三浦の試合が見てみたい。
・・・所でおばさんは、風邪が治らず、ゲッホッホ