昨日お盆の支度をしようと、ス-パ-にお供え物を買いに行きました。
近年の暑さには、生花などは一日で萎れてしまいます。
ぎりぎりまで待ってお店に行ったのですが、生花の売り場には同じ考えの人達がワイワイ!と大賑わい。
やっとこさ・ほおずきとピンクの洋菊を一輪、キュウリと茄子の牛馬の作り物(生のモノはすぐに腐ってしまうので)
を買ってきました。
ほおずき・・と言えば子供の頃お盆になると、遊び仲間の誰かがほおずきを沢山持って来ました。
そこにいる子供達は、皆それを一つづつ手に取ると、第一の皮の中からオレンジ色の実を指で摘み、
ぐちゅぐちゅと気長に揉んでいきます。実の中の種がバラバラにほぐれ実の張りが無くなるまでもみほぐしたら、
ヘタの周りを破かない様に、そ~っと回して実から芯を取り出します。
そこが微妙な作業で、芯の取り出し口を破ってしまうと、これまでの作業は全くの無駄になります。
芯が上手く取り出せたら、薄い小さな風船の様に成るまで、種も綺麗に水で洗い流します。
すっかりと種を包んでいた皮だけになったら、小さく開いた穴から息を吹き込みます、まあるく膨らんだら完成。
ほおずきが破れない様に加減をしながら、舌でそっとコロガシ、息を吹き込み、唇で挟んで押すと・・・”ぶぅ-”という音が出ます。
大した事無い
要するに、薄い皮を破かない様に種を揉みだすまでの、忍耐力と微妙な指の力加減、
薄い皮を破かない様に口の中でそっと転がす繊細な神経が開発されます・・・・結果云々ではありませんのです。