丘の上日記

趣味は読書、ヨガを楽しみ、おしゃべりや
庭づくりが好き。大きな犬2匹と娘との暮らしを気の向くままに

東北関東大震災(気仙沼~津谷)

2011-04-04 12:22:54 | 気仙沼
東北関東大震災(気仙沼~津谷)

大震災後、ようやく給油の心配もなくなりつつあるので、気仙沼の実家に日帰りしてきました。
行きは東北自動車道、帰りは三陸道を使いました。
行きの古川のあたりでは、ボンと跳ねる段差がありビックリしました。
アスファルトを盛って応急措置がされていましたが、跳ねるそのたびに怖く感じました。
金成で降りるときは極め付けで、大きく盛った段差があり、驚きました。

金成から近道となる田舎道を走るのですが、数か所道路の片側が陥没していて、片側通行になっていました。

気仙沼に入ると、道が渋滞・・・遠く大分や熊本などの支援車両の姿や、自衛隊の大型車両が行き交い
それだけでも被害地という別世界に入る緊張感がありました。

実家では母と妹が元気な姿で迎えてくれたので、本当にありがたかったです。
地震の時のこと、避難中のこと、どう行動すればいいのか生死を分ける判断、助けて下さった方々
のこと、話を聞きました。
情報不足だったことが避難中、何より不安にさせたと・・・

二人の顔をみて安心したので、一先ず家に帰ることにしました。

大谷の親戚の家も気がかりだったので、三陸道を帰ることにしました。

実家から少し走ってバイパスに出たその時、いつも見る風景が瓦礫の惨状になっていて、言葉も出ませんでした。
ニュースで中心部の映像はみていたものの、実際に目の当たりにすると、これは大きなショックを受けます。

瓦礫が積み上げられた道路の両端、ひっくり返った家、流された鉄の塊の線路、アスファルトも壊れ、大きく車を
揺らすほどのガタガタ道がいたるところにあります。
今まで見えなかった海が、家を押し流し、すぐそこに穏やかな表情で姿をみせていました。
家が並んでいたから、こんなに近くが海だなんて気づきもしませんでした。

何度も買い物したまだ新しかった「クリエみうら」が廃墟のように残っていました。
ローソンも見る影がありません。
まるで爆撃を受けた中東の国のような光景です・・・・

瓦礫の山を片付けて、道をつけてくれた自衛隊の皆さんの働きに、言葉では言い表せないくらいの感謝
を持ちました。
暗くなった帰り道の途中、トイレ休憩のため「道の駅 林林館」に寄りました。
そこにも作業を終え帰る途中の、自衛隊の大型トラックが整然と一列に駐車して休憩をとっていました。
トイレですれ違う隊員の方がたは若く、この方々が力を尽くしてくれているんだと頼もしく、心強く思いました。
あなた方がいなかったら、絶望の中にいたままだったでしょう。

私たちは困難な中にいても春は訪れ、日差しは暖かさを増しています。
小さな力でも、何か役に立つことがあるはず。
頑張ろう。

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楽しむことでバランス

2010-05-30 23:42:58 | 気仙沼
昨日はユニセフのつどいにお手伝いをしながら参加
娘はユニセフボランティアとしてはじめてのお手伝いでした。
学校では学べないことを、大人の人の中にはいって携わることはきっといい経験になるでしょう。
終わってから犬も連れて気仙沼に向かいました。
着いたのは夜8時になってしまったけど、1時間ばかり妹の病室に寄って、晩ごはんをジャスコで買い
実家に泊まりました。
娘と二人だけで泊まるのは初めてのこと。
誰もいない家はことさら寒く感じます。
お布団の用意をしてから、お湯を沸かし買ってきたお弁当を食べましたが遅くに食べると
食欲もあまりでないものです。
娘はカップ麺をすすって、眠かったらしくすぐ布団に入って寝てしまい、私はボーッとテレビを観てから寝ました。
朝ゆっくり起きて掃除機をかけ、犬の散歩して、お天気が良かったので使った寝具を干して
おばあちゃんの入所施設に会いに行きました。
おばあちゃんの好きそうなお菓子や飴を持って行き、一緒に食べながら2時間近くお話をしておばあちゃんも喜んでくれたようです。
ちょうどお昼ですよ~と施設の方が声をかけ、入所者が集まってきたので失礼してきました。
あと4日間なんとか頑張って泊まっていてくれるといいなぁと祈りながら施設を後にしました。
娘がお腹が空いてるからどこかで食べてから病院に行こうかというので、前に一度行ったことがあるあさひ鮨にいってみることにしました。
向かいの駐車場も空きがありラッキーでした。
一方通行のうえ狭い駐車場しかないので、空いていないとお店に入れなかったでしょう。
入り口に近い席が空いていて、メニューを一通りみてすぐにとくとくランチに決定。
お腹が空いている私達には、14個ものっていて770円ととってもお得です。
ホヤ刺しも注文。
とっても美味しかった!
板さんが何人もいるけど、一人のおじさんが「今日はあったかくなりましたね」と声をかけてくれました。
どちらからですか?
遠いところからですねなどと声をかけていただき何か嬉しかったですね。
お会計の際、娘に私が描いた気仙沼湾の絵葉書を記念にと1枚下さいました。
新緑の気仙沼湾で、とってもすてきでフレームに入れて飾りたいものでした。
力とサインが入っていて、後で妹に聞くと社長さんだとのこと。
絵が描ける寿司職人さんて素敵ですね。
その後病室を訪ね、お話ししたり、必要な買い物したり、洗濯物を預かったりして、実家で待っている犬を迎えに行きました。
布団を取り込んで、掃除機をかけ、帰路に。
途中の海で犬と遊んで帰ることにしていたので、大谷海岸の先に日門浜という砂浜がありそこに寄りました。
ウミネコが住みかにしているらしい岩山に行ってみようとすると、ウミネコが威嚇するんですね。
上からフンが落ちてくるし、その数に圧倒されて近づけませんでした。
道路からは分からなかったけど、打ち上げられたゴミの多さにはビックリでした。
砂浜に立って海を眺めているだけで、気持ちよくリフレッシュできました。
そこから三陸道にのるため東和町に向うのです。
道路と並行して流れている小川が、川遊びがしたくなるようなせせらぎで感動します。
その先の米川にあるローソンのソフトクリームが濃厚で美味しいんです!
きっとまわりの景色がさらに美味しさを増すんでしょうね~おすすめですよ!
三陸道にのり、水田のひろがる緑の景色を観ながら心地好く走っていましたが、以前から気になっていた上品の郷ふたごの湯に入っていこう
となり、わんちゃんを車に残しお湯に浸かってきました~
休日は1人700円
清潔感があり広くてお湯もツルツルスベスベの茶色のお湯でした。
いろんな配慮や工夫が感じられファンになってきました。
また行きたいとおもいます。
こうして、今回は楽しみながら行ってきました。
目的だけでいってくると疲れが残っちゃいますが、今回はそんなことはなさそうです。
あとは無事退院になれば2日に行ってきます。






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