小川さゆりさんが久しぶりにインタビューに応じている。
まだ親をディスっていらっしゃる。
たとえば、
箸の持ち方や食べる時のマナーなど、生活の基本的なことも教えてもらえず、
など。
ううむ。
これを読んだ親がどう思うだろう。
小川さんも人の親。
お子さんが、これを読んだらどう思うだろう。
子どもは、親の言う通りには育たない。
親のやるとおりに育つ。
小川さんが、こうやって親を罵ると、それを見た子どもは、長じて、親の小川さんを罵るようになる。
小川さんのお子さんはまだ小さいですが、あと数年も経てば、お子さんが、「小川さんと親との関係が悪いこと」に気がつく。
おじいちゃんおばあちゃんとの交流ができないことに気がつく。
これが10年続いたらどうだろう。親が、その親(祖父母)を罵っている。10年も。
それが、小川さんのお子さんの人格形成に影響してしまう。
私の家庭でも、そういう危惧があった。私の兄が。だから兄は、兄の子供(私の甥)が3歳になった頃に、父と和解した。
小川さんのお子さんが、祖父母と交流できない。
それを私は危惧する。
親をディスる親は、子にディスられる。
古今東西、ほとんど例外なく、そうなってきた。
ってか、人類が、他の禽獣と異なるのは、葬式をすること。祖先崇拝をすること。
古今東西、人類は、死者を弔ってきた。祖先を尊重してきた。親を尊重してきた。
それが、「自分たちの子どもをしっかりいい子に育てる」ことに繋がるから。
だから、子どもをいい子に育てたかったら、
お墓参りをすること
が一番効く。ま、「一番」かどうかは争いあるでしょうが。
親が墓参りをしている。親が祖先を敬っている。無条件に。
祖先は敬うもの。親は尊敬するもの。目上の人には敬意を払うもの。
そういう「背中」を子どもに見せる。
これが子育ての要諦の1つ。
親の先輩として謂わせていただく。