参議院選挙が後、一月半ぐらいになった。しかし、国政選挙なのに、全然、盛り上がらない。外国なら国政選挙ともなれば、政党支持者が路上でぶつかりあい、罵声を浴びせる。暴動も起きる。日本では、政治暴動なんて全然起きない。政治に対して、国民は関心がない。問題だらけの国なのに、政治には関心が向かない。関心は、芸能人、アイドル、食い物だ。特に若者が政治に無関心だ。今回の参議院選挙でも10代、20代の投票率は30%ぐらいであろう。全体でも投票率は50%ぐらいだろう。争点などない。憲法改正もまったく国民の関心事ではない。ロシアの日本への侵略も不安は感じてるが、現実的問題としてつかんでない。物価の高さも政治的問題になってない。だるい日常が続くようだ。日本を変えるのは、自然災害の大破壊しかない。がれきの中で食べ物を求めてさまようになれば、多くの日本人は目覚めるだろう。日本は、ひたすら腐ってゆく。平和はいいが、長く続く平和は、日本人の精神をなまくらにする。