東京はいい天気だ。東京地裁でもいい判決が出された。在日の写真家、安田菜津紀さんへのヘイトスピーチで、ネット上にヘイトした男に33万円の損害賠償が命じられた。請求額は195万円だ。ヘイトスピーチが変わらず行われている。日本では10年前に比べれば、ヘイトスピーチに対して厳しい目が注がれるようになっている。軽い気持ちで差別的発言をする人々には、金銭的損害賠償が払わされるようになってきている。いい事だ。アメリカなどに比べると、金額が低すぎるのが気になる。33万円では、弁護士費用も払えないであろう。アメリカでは億単位の懲罰的損害賠償が払わされる。このあたりは改善の余地がある。差別には高い罰金を払わされるようにするべきだ。働いている企業でも、ヘイトスピーチした社員に処分を下すようにしたらいいのではないか。言論の自由だ、表現の自由だとかを尊重しなければいけないが、差別を肯定するような表現活動には、厳しい目を向けなければいけない。総じて日本の人権感覚は低い。多くの人権侵害が問題になっている。今。話題のLGBTや難民も日本政府は差別改善には消極的だ。政権は消極的でも、世論は少しずつ人権に対して改善の高まりになりつつある。正義は最後には勝つのだ。ヘイトスピーチするくそ野郎には、高い賠償金が待ち受けている。覚悟しておいたほうがいいよ。