今日、8月15日は終戦記念日だ。2020年の8月は平和そのもだ。日本は、あまりにも平和すぎて終戦の意義を忘れがちだ。1945年8月15日にアメリカとの戦争に完全降伏した。それを記念して終戦記念日とした。77年もの間、戦争をしなかったのは奇跡的だ。その間に朝鮮戦争やベトナム戦争に巻き込まれそうになった時もあったが、大丈夫であった。時間が経つと、戦争記憶はあいまいになる。今では、戦争を過剰に美化したり、被害を過大に評価したり、加害を口にしないなど、戦争の真実は薄れてゆく。戦争経験者は90歳以上の人だ。日本人の90%は戦争を知らない。戦争に兵士として行った事もないし、食料難の時代も知らない。若者の多くは、今日何の日と問われても、答えられないであろう。日本の若者は、元々政治的な事には、音痴だ。日本がアメリカと戦争した事実さえ、忘れがちだ。平和という地盤の上で長く生活をしていれば、平和のありがたさを忘れてしまう。しかし、最近、日本でも戦争不安が国民の間に広がってる。ロシアがウクライナに侵攻したり、中国が台湾の海で軍事訓練したりして、日本でも戦争が起きるかもしれないと、漠然とした不安が広がってる。永遠に平和が続いて欲しいが、戦争は起きる。歴史は繰り返すのだ。人間の本質は悪と罪だ。人間は、争うように神によって設定されてる。日本が77年もの長きに渡って平和が続いてるが、永遠に続く保証はない。来年の夏には、日本の空に砲弾が飛び交ってるかもしれない。平和が続くように祈ります。世界の指導者に戦争を起こさないように祈ります。