荒井秘書官のとんでもない発言は、日本を驚かせている。日本は、人権意識が低い国なのに、LGBTに対しての差別発言には敏感に反応した。見るのもいやだ、隣に住むのもいやだの発言は、政権や自民党の議員達の本音なのだろう。自民党は、LGBTに対して理解しようとしない。男同士で結婚なんて、気持ち悪い、信じられない、ありえないと思っているのだろう。東京では、LGBTに対しての理解は比較的進んでるが、田舎に行けば、LGBTは差別を受けるかもしれない。日本人は、外国の文化、習慣をためらいなく受け入れるが、性に関しては簡単に受け入れない。小さな町、村で同性愛者を心よく受け入れるだろうか。隣に変なのが住んでる、気持悪い、そんな感じか。中には快く受け入れる人もいるだろうが、受け入れない場合が多いのではないか。大都会では、LGBTは市民権を有しているが、田舎では偏見の目で見られるのがおちだ。日本の人口減少の中で同性婚では、子供が生まれないのは、自民党議員にはおもしろくない。本音は、たくさん子供を生んで欲しいのだ。男女が結婚したところで子供を持たない夫婦もいる。産むか産まないかは個人の勝手なのだ。人口が減り続ければ国が滅んでしまうと、自民党議員は感じているようだ。自民党内では戦前の家族観が支配的だ。父親が家庭の中心で母親と子供は父親に従う。同性婚では家族観が崩れてしまう。その事を心配しているのだろう。人間の性、家族観は多様なのだ。動物とは違う。多様性を認め合わなければいけない。自民党は、時代を呼吸してない。アナログ政党だ。古い価値観が支配的な政党だ。なぜ、時代に合わない政党が政権を取っているのか、私には理解できない。自民党には去ってほしい。新しい価値観を持った政党の誕生を期待する。