選挙の効果

総選挙の意味

ヒットラーのごとき バリケイト伊東

2022-01-30 11:07:10 | 政治

 立憲民主党の菅直人が日本維新の会をヒットラーのようだと、批判した。それに対して維新側が猛反発して、菅直人だけでなく、立憲民主党に対しても謝罪しろと大怒りだ。少し、さざ波を起こしている。大波ではない。維新の支持者が立憲民主党本部に押しかけて、投石騒動を起こしたなんていうニュースは聞かない。菅直人の心中を察すると、維新に対して嫉妬、妬み感情があるのではないか。立憲民主党は支持率が上がらないし、維新は、先の衆議院選挙で大幅に議席数を増やした。政敵の成功をおもしろく思わないのだろう。菅直人も皮肉を言うより、支持率を上げるのに、建設的な意見を表明するべきなのだ。日本では、この問題に対してもいつものように、ネットにぐたぐたと書き込むのが常だ。そもそも、政界なんて肥溜めだ。誹謗中傷が当たり前の世界だ。ヒットラー呼ばわりされたぐらいで、怒ることはない。今のところ、菅直人も立憲民主党も謝罪する気はないようだ。謝罪する事はない。この程度で謝罪していたら、何も言えなくなる。今までも日本政界で、ライバル政治家や政党をヒットラー扱いした事例はあった。麻生も石原もヒットラーを例えにした事があった。日本だけでなく、欧米でもよくヒットラーの名前が政敵批判に出される。ヒットラーのような独裁者、ヒットラーのような人種差別主義者、ヒットラーのように宣伝がうまい等、しかし、謝罪しろまではいかない。民主主義の国では、多様な価値観、意見があっていいのだ。がきのけんかみたいな言い争いは意味がない。今、日本の政治家が一番注視しなければいけない問題は、コロナの収束であろう。コロナで疲弊した社会を立て直す、コロナで仕事を失った人々を救済する事だ。日本の政治家よ、しっかりしてくれよ!高い給料もらうだけが能ではないぞ。もうひとつ忘れてはいけない事がある。日本は第二次世界大戦中、悪名高いヒットラーと友達であったのだぞ。ヒットラー、ムッソリーニ、東条英機で日独伊三か国同盟を結んでいたのだ。80年前の事とは言え、日本がヒットラーの虐殺行為に協力したのは事実だ。その事にはまったく触れないでヒットラーを持ち出すのは、片手落ちだ。日本は、過去の過ちに気づかず、反省もない。むしろ、また日本会議など右翼勢力が戦前のファシズムを復活させようとしている。



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