東京は寒い。日本全体が冷凍庫に入ったみたいだ。フジテレビの不祥事がまだ終わらない。企業が不祥事を起こすと株価は下がるのが普通だ。しかし、フジテレビの株価は昨日2540円の過去最高の値を付けた。騒動が始まるまでは、フジの株価は約1700円を位で変移している。昨日は日経平均の終わり値で約1100円も下げてるのだ。ほとんどのプライムの株が値を大きく下げた。なんで上がるのだ。上がる理由が見つからない。10時間も深夜までガタガタと大騒ぎしてして、何が得られたのだ。このフジの騒動は仕手グループの株価操作に利用されたのではないか。誰かが巨額の利益を得てにこにこしているのかもしれない。誰が仕掛けてのかはわからない。株の世界は昔から陰謀論が渦巻いている。今では、ほとんどが電子取引だが、直接取引もあるかもしれない。不自然な値動きは何を物語ってるのか。今回のフジ騒動で一番ニコニコしているのは、政府、自民党幹部、石破総理だろう。物価は高い、社会保険料は高い。税金も高い、年金低い、国民の間に不満、ストレスが溜まってる。本来、自民党幹部を前にうっぷん晴らしをすればいいのだ。なぜか政府、自民党には国民のうっぷん晴らしが行かない。フジの幹部を10時間もつるし上げたところで、物価は下がらないし、社会保険料も下がらない。本来、つるし上げられるは自民党幹部だ。ストレス発散の方向性が違う。多くの日本人は、砂漠をさまよってるだけだ。何をしたいのだ。都会のネオンライトは人間の欲望を掻き立てるだけだ。毎日お金妄想に振り回され、うつろな目をして死んで行く。