選挙の効果

総選挙の意味

ハングリー精神 バリケイト伊東

2022-11-25 11:31:26 | 政治

 今日も、朝からどこのテレビも、ワールドカップでドイツに勝った日本代表チームについて報道している。優勝したような大騒ぎだ。愛国心の高揚感に燃えてる。優勝候補のドイツを倒しただけなのだ。意地悪く裏読みすれば、今の日本には明るい話はない。誇れる話もない。日本は、ヘドロの中でもだえてる。だから強いチームを倒したのが誇りになるのだ。どうだ、日本は強いだろうとばかりにお祭り騒ぎになるのだ。最後の2点目を入れた浅野選手のコメントはいい。泣ける。僕は7人兄弟で苦しい生活の中で、親がサッカーを続けさせてくれました。親に感謝します。浅野選手はハングリー精神でサッカーを今までやり続けてきたのだろう。サッカーがうまくなればプロに入れる。入ればたくさん稼げる。そうすれば親や兄弟を楽させる事ができる。そんな思いでサッカーをやってきた。ハングリー精神が人生の原動力だ。最近、ハングリー精神なんていう言葉を聞かない。昔は大相撲、プロ野球、プロボクシングに入る選手は、家貧しいから強くなって、お金をたくさん稼いで親を楽させたい。そういう選手が多くいたのだ。今でも貧困格差は大きな問題だ。しかし、現代ではプロスポーツでなくても、高収入の仕事はある。努力は、必ずしも報われない事も多い。一生懸命に練習したところで成功するとは限らない。それでも努力する事をあきらめてはいけない。結果は結果だ。努力する事に価値がある。神様は努力する者に勝利の美酒を味わさせる。今後も日本チームは試合をする。相手チームには、貧しい国の選手が多くいる。日本よりハングリー精神は大盛だ。人生をかけて試合に望んでくる。試合に負けて殺される国すらあるのだ。戦争が起きる事すらある。たかがサッカー、されどサッカーだ。人が強くなれる時は、自分より守らなければいけない存在、人がいる時だ。家族であり、愛国心だ。話は難しくなってきたが、日本チーム頑張れ!心より応援する。