100万パワーズ日記

100万パワーズがあなたに幸せをお届けする

何かあるね(江角マキコ)

2008年11月29日 | SATORU
さてさて昨日の夜は愛犬の頭をなぜていると元相方から電話がかかって来ました。
「今から坂口って奴の家行くけどやーひーも行くー?」と彼は言いました。
坂口と言えば坂口憲二しか知らない自分は「どんな子」と聞きました。
すると相方は「工業(元相方の通っていた高校)の狂犬やな」と言いました。
自分は「ほんなら咬まれん様に気を付けて行くわ」と言いラシーンで元相方の家に向かいました。相方を拾うと工業の狂犬こと坂口氏の家に向かいました。
因みに元相方の母校である工業とは西脇工業高校の事であり、あのマラソンがめちゃくちゃ早くて何度も全国優勝なんかをしているあの高校の事です。
坂口氏のアパートはそんな工業の近くにありました。

駐車場にラシーンを止めると部屋に入る事にしました。
工業の狂犬と聞いていた自分は噛み付かれない様に一応革の手袋をはめていました。
自分は部屋のドアを開けると「いやいやここに工業の狂犬が住んだあると聞いておりますけども」とポップに振る舞いながら部屋にあがりました。
なぜポップに振る舞ったかと言うと先週も初対面にも関わらず、その子の家に上がり込み、その時にもポップに振る舞っていて結構喋れたからです。

工業の狂犬こと坂口氏は元相方に酒を飲もうと誘っておいて部屋で寝ている模様でした。
客をもてなす気0と言う、まさに狂犬が狂犬たる由縁の振る舞いです。
薄暗い部屋に入ってまず驚いたのが音楽の大きさと、そしてその選曲の良さです。
そして次に驚いたのは坂口氏のビジュアルです。工業の狂犬とは聞いていましたが狂犬とは程遠いビジュアルで痩せ形で普通の黒髪の彼はどう見ても好青年でした。
咬みつかれる事が無いと分かった自分はサッと革手袋を外しました。

そして自分は「いや何に驚いとるか言うたら、深夜帯にも関わらずこの音量な。そんで選曲の良さな」と言いました。

話しを聞いているとどうやら彼は大阪でハウスのDJをやっていたらしく海外でも回したとか回していないとからしかったです。
そんな彼の選曲の良さを一瞬で見抜き誉めた自分も凄いとか凄く無いとか。
自分はかつてBボーイだった時期に少しハウスなんかも聴いていたりしたのでハウスの良さも少しは分かるのです。

そんなこんなで3人での話しは始まりました。
坂口氏は見かけによらずプレイボーイで女の子好きです。
元相方に酒を飲もうと連絡を入れたのも、元相方なら誰か女の子を連れて来ると思ったかららしいです。
しかし実際元相方に付いて来たのは自分の様なガチガチのイカツイ男な訳です。
いやー坂口氏残念だったね。

坂口氏が女好きだからかは分かりませんが、話しはもっぱら今までの恋愛の話しなんかでした。

2人共以外に乱れとるなーなんて思いました。
と言うよりは彼等は多少乱れてはいるものの自分が乱れて無さ過ぎるだけかもしれません。
そら自分の純粋さ加減と言えば、まだユニコーンが見えるんちゃうかと言う純粋具合です。

坂口氏は自分の喋る感じに自分がシャイボーイだと言う事をなかなか信じてくれませんでしたが、これは良くある事です。
坂口氏は「やーひーホンマに損しとるで」と言いました。元相方も「いや俺も今まで言わんかったけど、やーひービジュアル良いしホンマ損しとるで」と言われました。
いやー誉められる事に慣れていない自分は嬉しいやら何やら複雑やら。
彼等が言った事は自分を元気付ける為の社交辞令だと思いますが、取り敢えずもう少しアグレッシブになろうと思いました。
そんなこんなで深夜1時を回っていましたが、坂口氏が女の子と喋りたいとチャラチャラの大学生みたいな事を言うのでパッツンに電話しました。何故パッツンなのかと言うとパッツンと坂口氏は同じ中学校出身だったからです。
パッツンは巨女のバーにいるとの事だったので巨女のバーに向かいました。

巨女のバーに向かう途中元相方がタバコを買いたいと言うのでコンビニに寄りました。
そこで坂口氏と話したのですが彼は人見知りをするらしいですが、自分の場合は大丈夫だったらしいです。
いやーポップに振る舞って良かったです。
自分のラシーンは禁煙車やで、と言っていたのに2人共窓を開けてタバコを吸っていました。
全く輩です。
でも初めて今日会ったのに気兼ねなく彼がタバコを吸っていた感じが打ち解けた感があり嬉しかっりしました。
やがて巨女のバーに着きました。
自分達は巨女のバーに入るより先に巨女のバーの隣の隣で、スケボーパークを作り、そこに住んでいるマッサンの家のシャッターを叩きました。
ガシャガシャとシャッターを叩き「マッサンマッサン」と呼ぶとマッサンは彼女と寝ていたみたいですがスグに出て来ました。
マッサンが加わり4人で巨女のバーに行きました。
巨女のバーには知らない人が1人いましたが他は見たことある顔ばかりでした。
最早このバーは自分達のたまり場以外の何物でもありません。
バーには先週のボジョレーパーティーで知り合った国立大学に通う好青年もいました。彼は「やーひーさん」と自分の事を覚えてくれていました。
そんな好青年はさておき、4人で話しをしていました。
どうやらマッサンは新たに大きなテナントを借り、スケボーパークを拡大するらしいです。
そんな面白そうな企画に自分と元相方が食いつかない訳無いです。
マッサンはスケボーパークにターンテーブルを置いて音楽をかけていたいらしいです。
これには大阪でDJをやっていた坂口氏は適任です。
またスケボーパークと言えばアートですが元相方は自分でタトゥーを入れる位絵は上手いです。
なのでスケボーパークの壁に大きな絵を描くなんてお手の物です。

スケボーパークではたまにバンドも呼んでライブもしようやら、タトゥーを入れるイベントをしたり、服屋店長である巨女の服を置こう、イベント時には巨女のバーのマスターにお酒などの販売をしてもらおうなど色々な案が出ました。

スケート×音楽×タトゥー(アート)=カルチャーです。
西脇からカルチャーを発信し、西脇を活気付ける。
いやはや何とも志の高い良い案だと思います。
少し前に巨女がファッションショーをした時に自分も西脇に何か出来たらなーなんて思いましたと書きましたが、この試みが成功すれば多少なりとも西脇の活性化に一石投じた形にはなると思います。
全く楽しみです。
さてさてそんな訳で男ばかりでアホみたいに、色々な案を出してはハシャいでいてこの日もショップ店員とは話しをする事は殆どありませんでした。
彼女と話した言葉と言えば12月12日(金)にショップ店員のオサレ創作料理店でDJを呼んでイベントをやるらしく、それについて「えっそのイベントってお金いるん?」「多分入るだけやったらお金いらんと思う」と言う一言を交わしたのみです。
アホです。
何ヶ月経っても殆ど進歩の無い自分はホンマにただただアホなだけです。
そんなこんなで先に女の子達は帰りました。
自分は「いやー今日もショップ店員と全然話せんかったー」と言い、マッサンに自分のシャイボーイぶりとショップ店員が好きな事を話しました。マッサンは笑っていました。
マッサンもまた自分の事を「いや、面白いしモテそうやけどなー」と言ってくれました。
全く女の子の前でもスラスラ話せれば良いのに。
そんなこんなでスケートパークの話題は尽きず皆アドレスを交換しました。
いやー最近人との繋がりが大切だと思うとちょくちょく日記に書いていましたが、最近段々と知らない人と話す様になり繋がりも少しずつ広がって来ました。
何か良いです。

元相方を送り、坂口氏を送ると家に帰り、デジカメの写真を見ながら布団に入りました。

何でか頭では幼なじみの事を考え、彼女の「友達は選びよ。」といつも自分を心配してくれる彼女の言葉を思い出しました。
マッサンも相方もタトゥーが入ってあるし、坂口氏も少しチャラいですが良い奴だと自分は思います。

今日も西脇は平和です。
デジカメで写真を撮った為、写真は無しです。