Dear my friends

保護犬ディアナ、ムック、アナ、猫のロロはすでにお空組。
今は保護犬luckとの日々を綴る不定期日記。

フィラリア症

2013-07-21 16:43:13 | ワンニャン日記
ちばわんを卒業してまだ間もないたらめちゃんが迷子になりました。


とても怖がりな子です。見かけても名前を呼んだり追いかけたりはしないでください。
ポスターの連絡先にお知らせください。よろしくお願いします。




人間に見放された子がいます。

7月22日~25日が期限の子たちの情報です。

期限が過ぎたら譲渡の子が選定されます。
飼い主さんも現れず、譲渡にも選ばれなかったら、もう行き場がありません。
こちらの収容犬情報
どうぞご覧になってください。知っている子はいませんか?
迷子になった子を捜している方はいませんか?

どうなっちゃうのかな? 不安でいっぱいいっぱいの子たちです。
一日も早くこの不安から解放させてあげたいです。ゆっくり休ませてあげたいです。
どうぞよろしくお願いします。


ご協力をお願いします!
迷子情報です。ご心配おかけして申し訳ございません。

1日も早い保護に向けて
引き続きご協力お願いいたします。

    
クリックで大きな画像をご覧いただけます。




ブリーダー崩壊によるレスキューです。
犠牲になるのはいつも弱者です。


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●かわいいたちが、あたたかい家族を探しています●
詳細はバナーをクリックしてください。

定例のいぬ親会は毎月第3日曜日に開催




次回は8月4日(日)13時~15時30分となっています。ご来場お待ちしています。


10月にまたおめにかかりましょう。




ちばわんボランティアによるセンターレポートです。どうぞこちらからご覧ください。

上記お問い合わせはちばわんまでお願いします。






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センターから引き出した犬がフィラリア陰性だと、うれしくて小躍りしてしまう。
それだけ珍しいということ。
成犬の場合、悲しいことにほとんどが陽性だ。
飼い主が予防薬を飲ませていれば100%防ぐことができるのに。

センターに収容されていたとき、後ろ足の奇形が心配されたソランちゃんは強陽性。

センターにいた時のソランちゃん。ニコニコしながらに寄ってきてくれたね。

後ろ足の手術を相談に行った病院の先生がため息を漏らしたほど。
足の前にフィラリアの摘出が先! と、紹介されたのが、
ディアナがお世話になっている藤沢市のN大学獣医学部付属病院。

予約が取れた日は預かりさんの車の都合がつかないということで
勝手知ったる病院なので運搬のお手伝いをすることに。

時間もルートもちゃんと調べたのに、連休明けの首都高を甘く見てしまった猫の手。
お迎えは予定通り。病院までの時間が予定をはるかにオーバー。
見積もっていた余裕があっという間にゼロになり、ハラハラ、タラ~リ・・・

ナビのいうことを聞いて首都高を走っていてはいつになるかわからない。
途中で病院に連絡を入れ、湾岸にルート変更。それでも結局大遅刻! あ~ごめんなさい。
時間厳守と言われていたのに、受付の方も先生もとても優しく迎えてくれた。

手術ができるかどうの検査結果を待つ間はドキドキ。

病院で名前が呼ばれるまで落ち着いて待つソランちゃん。

できなかったらどうなっちゃうんだろう・・・。

後で聞いたお話ではソランちゃんとっても危険な状態で
手術をしなかったら年内には亡くなっていたでしょうと言われたそうだ。

心臓肥大は見られるものの手術は問題なしということで入院となったソランちゃん。

大きいお友達とも上手にご挨拶?

預かりさんとはしばしのお別れなので、ちょっとだけ時間をいただきお散歩。









車が苦手らしいソランちゃん、車が通らないので楽しそう。

16日に入院、17日に手術、19日に退院して、今は大好きな預かりさんの所で安心だね。


手術ではソランちゃんを苦しめていたフィラリア成虫44匹を摘出。
興味のある方、怖いものが見たい方はソランちゃんのブログの画像をどうぞ。


これまで小さな体で頑張ってきたソランちゃん、
これからは預かりさんのもとで、本当の家族との出会いを待ちます。
応援よろしくお願いします。

そして「お薬ちょうだい!」と言えない子のフィラリア予防薬をお忘れなく!


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フィラリア症は100%予防ができますが、かかってしまうととても怖い病気です。

おもに犬の心臓と肺動脈に住みつき、心臓、肺、肝臓、腎臓などにさまざまなダメージを与えます。
そうめんのような細長い虫で、オスが12~15cm、メスは25~30cmくらいになり、
犬に寄生して交尾し、メスが血液中にミクロフィラリアという子虫を産みます。
子虫は血液とともに全身をまわり、蚊が犬を刺し血と一緒に吸引されるのを待ちます。
蚊に吸われたミクロフィラリアは、蚊の体内で2週間ぐらいで感染子虫に成長し、
犬を刺して体内に侵入します。体内に入った感染子虫は、皮下組織や筋肉などの
内部で2~3ヵ月かけ2㎝ほどに発育して血管に入り、心臓や肺動脈に移動します。
さらに成長を続け、3~4ヵ月ほどで成虫になります。
成虫は犬の心臓内でおよそ5~6年生きると言われています。
フィラリア症は一般的には薬で死滅させます。
死滅したフィラリアは、肺動脈の血液の中で自然に分解されて消えてしまいます。
ただし、寄生虫が多い場合は、死んだ死骸が肺動脈に詰まることがあり、とても危険。
そのため、治療後の4~6週間は犬を散歩を控えるなど安静にすることが大事です。
急性フィラリア症の場合は、薬物療法は不適当で、危険性も高いため、
自由自在に動く鉗子のような器具を頚動脈から心臓まで入れ、フィラリア虫を摘出します。

犬の病気辞典より抜粋