Dear my friends

保護犬ディアナ、ムック、アナ、猫のロロはすでにお空組。
今は保護犬luckとの日々を綴る不定期日記。

腎不全は厄介

2013-07-29 09:31:32 | ディアナ
人間に見放された子がいます。

7月25日~8月1日が期限の子たちの情報です。

期限が過ぎたら譲渡の子が選定されます。
飼い主さんも現れず、譲渡にも選ばれなかったら、もう行き場がありません。
こちらの収容犬情報
どうぞご覧になってください。知っている子はいませんか?
迷子になった子を捜している方はいませんか?

どうなっちゃうのかな? 不安でいっぱいいっぱいの子たちです。
一日も早くこの不安から解放させてあげたいです。ゆっくり休ませてあげたいです。
どうぞよろしくお願いします。





ブリーダー崩壊によるレスキューです。
犠牲になるのはいつも弱者です。


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

●かわいいたちが、あたたかい家族を探しています●
詳細はバナーをクリックしてください。

定例のいぬ親会は毎月第3日曜日に開催




次回は8月4日(日)13時~15時30分となっています。ご来場お待ちしています。


10月にまたおめにかかりましょう。




ちばわんボランティアによるセンターレポートです。どうぞこちらからご覧ください。

上記お問い合わせはちばわんまでお願いします。






・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・



ムックの恩人クロエさんのお友達が保護している
宝ちゃんです。



ちょっと大きめとはいっても生後3ヵ月とちょっと。バリバリの現役子猫さんです。
かわいい宝ちゃんの詳細はこちらまでお願いします。



・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・



写真は本文とは関係ないものばかりです。

ディアナの先日の検査で、もう一つ気になったのがALB(アルブミン)値。
正常値からほんの少しだけど、下がっていた。
これは低タンパク症を示すもので、簡単に言えばタンパク質の摂取量が足りないということ。


IKUがきたので遊んだあげたでしゅ。ムックは相手しないでしゅ。

腎不全では食事のタンパク質を抑えるように言われている。
ちょっと抑えすぎてしまったのか・・・。

で、やっかいなのがこのたんぱく質という栄養素。


もういい加減疲れたでしゅ。

摂らないわけにはいかず、摂りすぎも禁物。
それは腎臓に負担をかけるから。
どの先生も良質のタンパク質をとおっしゃる。

なぜ腎臓の負担になるの? 良質のタンパク質って?
何を食べさせたらいいんだろう?


ふーっ、やれやれでしゅ。

ステロイドでごまかされていたまずい療法食は鼻で押しやるくらい見向きもしない。
かろうじて口にしてくれるのがアニモンダ インテグラ腎臓サポートのウエットタイプ。
同じ製品のドライは食べてくれない。ウエットを混ぜてもドライだけ上手に残す。

そう、ピーマンやニンジンをきれいに残す子みたいにね。

セントラルパークの谷間はコスモスとひまわりがきれいでしゅ。

なんとか水分たっぷりでおいしいものを食べさせたい。
水分の補給も欠かせないから。

いつも診ていただいていた病院にムックの8種ワクチン接種で行ったとき、ディアちんも連れて行った。
ちなみにディアナは貧血のための免疫抑制剤を飲んでいるので混合ワクチンも免除。
どうしてるかなって気になっていたのと。元気そうにしていたので喜んでもらえた。
患犬で水分補給でBUNを下げた秘策を伝授してもらい、
さっそくささみスープを濾して冷まして出すと、よく飲んでくれたのだけど、
続くと飽きちゃうみたい。何でもだましだましだ。


ムックはお利口さんだから乗ってというとすぐに乗るけど


ディアちんはこれでせいいっぱい。

話がそれてしまった。
良質のたんぱく質に戻さなくては。

今回、目からうろこの情報をゲット。人間用だけどね。
色文字部分要約してみた。(関心のない方はスルーしてください)

腎臓は、体の中の(血液中の)老廃物や余分な水分を尿として体外に排泄する仕事をする。
さらに血圧を調節したり、血液のpH(酸性・アルカリ性の程度を表す単位)を一定に保ったり、
体に必要な成分(エリスロポエチンなどね)を作ったり、生きていくためにとても重要な臓器。
腎臓が壊れ、これらの働きができなくなると、体に老廃物がたまる。
余分な水分もたまってむくみが出て、体がだるく、吐き気や頭痛、頻脈、食欲不振、
血圧上昇、貧血、骨がもろくなるなど、さまざまな症状が現れる。

意地悪なのことに、腎臓は2つあるのに片方ずつ悪くなるということはなく、
2個同時に悪くなり、一度壊れた腎臓は元には戻らない。
これを放っておくと加速的に悪くなってしまう。

老廃物を減らし、腎臓の負担を軽減させることでしか進行を遅らせることができない。
つまりタンパク質を減らしなさいとなるわけ。

そこで、なぜタンパク質なの?と思う。


私たちが食事で得ている脂質・糖質・タンパク質の3大栄養素。
脂質と糖質は体を動かすエネルギーとして使われた後、息(二酸化炭素)や汗(水)となって体の外へ出る。
だけど、タンパク質だけは血となり肉となり、体を作るエネルギーとして使われた後、
息や汗のほかに老廃物(尿素窒素など)となって残ってしまう。
この老廃物は自然に体外に出ることはなく、腎臓が除去し排泄する。
だから、老廃物を作り出す「タンパク質を減らしましょう」と言われ、
犬の場合腎臓サポートの療法食にしなさいとなる。

腎臓に負担をかけない良質のタンパク質とは?

アミノ酸価が100に近いほど良質のタンパク質なのだそうだ。

そしてこちらで比較していたのは
アジ・・・・・・・・100%
ホウレンソウ・・・・50%
ご飯・パン・・・・・65%
つまりご飯やパンの35%は老廃物となってしまうということ。
良質なタンパク質とはアミノ酸価が高く、バランスの良い動物性タンパク質(肉や魚、牛乳、卵など)。
しかし、良質なタンパク質は100g中のタンパク質の量が多く、少量でも制限量を超えてしまう。

あ~やっかい! 

タンパク質は減らしてもカロリーは減らせないのだ。


カロリーが減ってしまうと、体は自分自身のタンパク質(筋肉など)を分解し、
不足したカロリーを補う(びっくり)。
これでは食事でタンパク質を減らしても多量のタンパク質を取っているのと同じことになるらしい。
カロリーの不足分は糖質・脂質で補う必要が。


あ~、むずかしい!
だからやっぱり腎臓サポートのフードがお手軽で安心となるのだろうなー。

でもほんとにまずいのだ(さすがに食べてない)。

普通の子より寿命が短いとしたら、せめておいしい療法食を作ってあげたいと思う。

良かれと思っていた野菜は消化できないから、嘔吐でもうんちでもそのまま出てくる。
ミキサーにかけるか、すり下ろすか・・・。
そこまでして食べさせなくてもいいらしいけど。
専属シェフとしての道はなかなか厳しい。


ここに植え替えたクリスマスローズを掘り返し、


お気に入りのテラコッタの鉢を蹴飛ばし、それがアナベルの花をなぎ倒した。


でもって、ムック除けの簡単ラティスを設置。あれ、必要ですか?のムック。


おうちで寝てるほうがいいでしゅよ。