自分は逃げ出した。「皆さんはヒャッカラゲの相手をお願いします」予想して天晴達に事前にそう頼んでいた霞は風花と共に萬月を追った。「後は簡単です」霞は笑って、自分達で仕止めることを提案してもいた。実際ガマガマ銃で逃走を止め、回り込む霞と風花。「追い駆けっこは終わりです!」木遁で萬月を縛る霞。「やったね、霞ちゃんっ!」もう勝った気の風花。「観念して下さい!」だが、萬月は突然低い声で笑い出した。「おめでたい奴らだなぁ、フッ!!」木遁を破り、一瞬で駆け抜けて霞と風花を斬り払う萬月。
「俺様の本気、味わってみっか?」連打で萬月に斬られる二人。「さっきとはまるで?!」混乱する霞。「もう一丁っ!」狙いを風花に定め、いたぶり出す萬月。「風ちゃん!」叫ぶ霞。「おいっ、おめぇ! 自分のこと頭いいと思ってんだろ? 俺様はな、オフクロの腹ん中でずっと見てたんだよ。おめぇみたいな奴が一番騙しやすいんだよなぁっ」風花を繰り返し斬る萬月。何もできない霞。「産まれた時から馬鹿で弱いフリしてたんだよっ!」「まさか?!」「俺様の狙いはなぁ、おめぇらを罠にハメて、忍者の恐れを集めてやることだ!!」風花を斬り飛ばす萬月。
「ああぁっ!!」変化が解け、変装のカツラも落ちる風花。「風ちゃん!」傷だらけの風花に呼び掛ける霞。「どうだ、気分はよ?」風花を庇う霞はマスクの下で『恐れ』た。瓢箪に『酒』が溜まる。それを飲む萬月。「かぁ~っ、旨ぇなぁ、おいっ! 忍者の恐れってヤツは格別だぁ。親父も喜ぶぜ、もっと恐れろよ」剣を構える萬月。霞はマスクの下で涙を溢した。さらに『酒』が溜まった。そこへ「霞! どうした?!」天晴達が駆け付けた。ガマガマ銃で銃撃するが、弾を跳ね返され吹っ飛ばされる天晴達。「うわぁああ?!」「この分だと、ラスト忍者も大したことねぇな」「何だと?!」超絶化する天晴。
4に続く
「俺様の本気、味わってみっか?」連打で萬月に斬られる二人。「さっきとはまるで?!」混乱する霞。「もう一丁っ!」狙いを風花に定め、いたぶり出す萬月。「風ちゃん!」叫ぶ霞。「おいっ、おめぇ! 自分のこと頭いいと思ってんだろ? 俺様はな、オフクロの腹ん中でずっと見てたんだよ。おめぇみたいな奴が一番騙しやすいんだよなぁっ」風花を繰り返し斬る萬月。何もできない霞。「産まれた時から馬鹿で弱いフリしてたんだよっ!」「まさか?!」「俺様の狙いはなぁ、おめぇらを罠にハメて、忍者の恐れを集めてやることだ!!」風花を斬り飛ばす萬月。
「ああぁっ!!」変化が解け、変装のカツラも落ちる風花。「風ちゃん!」傷だらけの風花に呼び掛ける霞。「どうだ、気分はよ?」風花を庇う霞はマスクの下で『恐れ』た。瓢箪に『酒』が溜まる。それを飲む萬月。「かぁ~っ、旨ぇなぁ、おいっ! 忍者の恐れってヤツは格別だぁ。親父も喜ぶぜ、もっと恐れろよ」剣を構える萬月。霞はマスクの下で涙を溢した。さらに『酒』が溜まった。そこへ「霞! どうした?!」天晴達が駆け付けた。ガマガマ銃で銃撃するが、弾を跳ね返され吹っ飛ばされる天晴達。「うわぁああ?!」「この分だと、ラスト忍者も大したことねぇな」「何だと?!」超絶化する天晴。
4に続く