仕組みがいいとか、仕組みが悪いとかよく耳にする。
じゃあ、仕組みってなんなのか?
仕組みとは「流れ」だ。
ヒト、モノ、カネ、情報の流れ。
作業をする順番。
スタートから終わりまで、
作業はどーすんの?
てこと。
だれが担当するのか。
だれが運ぶのか。
だれが作るのか?
どこでやるのか?
いろんな作業の役割分担を
5W1Hで明らかにする。
お客さんから注文の電話・・・
受けたAさんは次に何をするのか?
次から次にと、Bさん、Cさんが関わってくる。
モノを動かし、最後にお金が入ってくる。
それらをトータルで作り上げてゆくのが仕組み作り。
だから、いい仕組みはわかりやすい。
そしてスムーズである。
ロスも少なく、効率的。
作業が標準化されているので、
入ったばかりの人でもすぐに出来るようになる。
これがいい仕組み。
悪い仕組みは、基準が無い。
標準化もされていない。
遅いし、ロス(無駄)も多い。
そんな会社の多くは、
社長がすべて管理し、支持も出してる会社。
その時その時で違っていたり。
特に変わった注文ではないのに、
毎回異なる指示をする上の人。
気分次第だ。
共通の順番とか、ルールや取り決めが作れない。
作っても守れない。
良いも悪いも全て上の人次第。
こういう会社の特徴は、後任がいない。
慣れてきたと思ったら、すぐ辞めちゃう。
いつまでたっても社員がすぐに辞める理由に気が付かない。
困ったものです。
仕組み作りができる、「仕組み」を作らないと。