13日の火曜日、炎天下のもと今年3回目の草むしりに参加。
1回目は娘の小学校。
2回目は息子の中学校。
いづれも、親子参観の一環である。
しかし、今回は違う!
会社の倉庫の草むしりだ。
経験豊かなわたくしも、今回は少々マイッタ。
理由
1.草に根性がある=なかなか抜けない。
根が深く、草に「負けじ魂」のようなものを感じた。
2.日陰が無い
当日は、幸か不幸かとてつもなく快晴なのだ。
終わりかけた夏の日差しも、かなりパワフルな紫外線である。
日焼けで顔が真っ赤になった。
一見、イケメンオヤジ風になった。
「日焼けは、男のオシャレ」みたいな定番的な考えがある。
みのもんたも、歌手の松崎なんとかも、かなり意識している。
私も、色気づいた年代からそう思って生きてきたことろがある。
「男は黒いほうがカッコいい」と。
海やプールに行くのは、日焼けが目的だったりする。
若い頃の「焼けてるね」の女の子の声に、喜んだりもした。
40過ぎても「だいきち部長さん、焼けてますね」なんて言われると、ちょっとうれしくなったり。あの時のまんまの自分だ。
これを書いてて、「青い自分」にちょっと小恥ずかしくなった。
話しが、横道にそれてしまった、そうそう、草むしりの話しだ。
3.参加者が少ない
一人当たりの仕事の範囲がとてつもなく広い。
気が遠くなった。
機械は無く、「マイカマ」一本だけが勝負だ。
草むしりの場数をこなすうちに、感じたことがある。
草むしりの一番の貢献とは、「コミニケーション作り」なのだ。
休憩時間、冷たいアイスクリームがでた。
雑談と、励ましの言葉の数々。
楽しいひと時である。
そういえば、田植えのシーズンや、刈り取りのシーズンは村をあげてのイベントだ。一番のコミニケーション作りの場だ。
草むしりにも合い通じるものがあるのだ。
私は普段デスクワークをしている。
いつもパソコンに向かっている。
だから、たまにある「草むしり」は楽しいと思える。
体を動かす仕事も、たまにはいいと感じる。
しかし、草むしりを「仕事」としている人は、本当に大変だ。
農家の人や、造園業の方、本当に頭が下がる。
私は、草むしりについて、どういうわけかいつも語ってしまう「タイプ」だ。
草むしりは、奥が深い。
いま、学生が会社研究のため、当社に研修に来ている。
私は、彼らにも参加させてあげればよかったと思う。
しかし、そう言ったら「翌日から来なくなるよ」と女性社員が言った。
「・・・」
わたしは来年も、きっと2回は草むしりの手伝いに行くことだろう。
あっ、そう言えば、
一つ悲しい出来事があった。
年季の入った「マイカマ」を無くしてしまったのだ。
一大事だ。
無くした事、家内にはまだ話していない。
大事なカマだった。
言い訳など出来ない。
どどど、しよう・・・
ここは素直に言うしかないであろう。
「カマ、無くしちゃった・・・」って。