最近なかなか更新できない。時間の余裕がない、というよりむしろ心の余裕がないということなのだが……。
そんななか気晴らしもかねて川口市立グリーンセンターに出かけてきた。梅がそろそろ咲いているころだと思ったのだが、肝心の梅は一分咲きにも足らないぐらいの咲きようで、今年の冬の寒さを改めて思い知らされた。代わりといっては何だが、温室の中で開催されていたラン展が思いのほか目を楽しませてくれた。私はほとんどランについては知らないので、名前もわからぬまま気ままに目についた花を挙げてみた。
この辺で汗ばむほどの暖かさと花の香りの強烈さで温室を出たくなったのだが、あと少しとがまんした。
脳髄を麻痺させるような濃厚な香りと獰猛なまでの危険な美しさ、是正の美女を前にしたときの近寄りがたさ、それがランの本質だ。
今日はこの辺で