アポイ岳の登山を終えて、北海道最後の宿泊地襟裳岬に向かった。今日(6月23日)は月が地球に接近し、スーパームーンが見られるという日。
岬の突端に着いたのは3時ごろ、まだ陽は高かった。
とりあえず駐車場に車を止めて歩いてみた。6月下旬、北海道の夏シーズンにはまだ間があるのか、観光客はそれほど多くない。
土地の人の言うことには、霧の出てない日は少ないので、こんないい天気に恵まれるのは稀なんだとか…。
咲き出したエゾキスゲ
先ほど登ってきたアポイ岳方面
風の館の屋根
灯台
アポイアズマギク
海鳥が岩礁にとまっている
てっぺんにはウミウのような鳥
ゼニガタアザラシがいるというのだが、この日は双眼鏡でのぞいても確認できなかった。
草原にはアヤメ。海岸に咲くアヤメはとても絵になる
岬の突端
ハマエンドウでいいのだろうか
ひとしきり回ったところでいったん今夜の宿にチェックイン。といってもここから歩いても100mもない近くの旅館。旅館で夕食を早めにしてもらい、夕暮れ時に再び岬に出た。
熱を失った日差しは弱く、風は思ったより涼しい。半袖では少しひんやりするほどだ。
灯りの灯り始めた集落と十勝方面の海岸線
夕映えに浮かぶ岩礁
灯りのともった灯台
今まさに陽が落ちようとしている
反対側からはスーパームンが昇ってきた。思ったよりは大きくは感じられない
外に一時間ばかりいたら寒くなってきたので、宿に戻って窓越しに月を肴に酒を飲むことにした。
翌朝、今日が北海道滞在最後の日。7時の朝食前に岬に散歩に出た。
昆布採りの小舟
この辺で。