14日の開園から一週間ほどたった頃、今年もやっぱり待ちきれず早めに訪ねてしまった。入園料も通常500円のところ、まだ咲き揃ってないということでこの日は300円。得なのか損なのか(早すぎて)……。
それでも春らしい鮮やかな色彩はそこそこみられる。 赤やピンクは玄海つつじ、黄色はミツマタとヒュウガミズキ、白は早咲きの桜。
お目当てのカタクリは全体的には2.3分咲き
日差しはなかったが、少し暖かくなったのか花を開いてくれた。咲き始めのカタクリは濃い赤色をしている
数株ある白花カタクリはまだこれからといったところ。
カタクリには早いものの、この時期ならではの見頃のユキワリソウに出会える。
ユキワリソウ(オオミスミソウ)は色や形の変化が多彩で見ていて楽しい。日本海側の低山を訪ねたとき、自生の花も多種多様に咲いているのを見て驚き感激したことがあった。
ショウジョウバカマや、キバナセツブンソウも旬はカタクリの咲き揃う前
ただ残念ながら、大好きなイワウチワはまだ蕾だった
独特の風情を持つコシノコバイモ
オキナグサ
木に咲く花も紹介しよう
サクラゲンカイツツジ
ヒカゲツツジ
赤花のアセビ
マンサク
独特の芳香を放つシキミ
ミツマタ
ヒュウガミズキ
キブシやクロモジは低山でもよく見かける
咲き始めたばかりのシデコブシは、すぐに鳥に食べられてしまうだろう。
お終いはミモザ、房アカシアや銀葉アカシアの別名もある。
春本番を告げるにふさわしい、色とりどりの花々を満喫できた一日だった。